『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』の公開を記念して「連続ドラマイッキ見イベント」が7月9日(火)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演・田中圭、瑠東東一郎監督が登壇した。
公式オフ会としておっさんずラブのイベントでファンの前に“はるたん”こと田中圭が登場するのは初となる今回のイベント。連続ドラマから劇場版までの撮影秘話を存分に語りつくしたほか、“劇場版新プロジェクト”発表会として、劇場版最新ポスタービジュアルと予告編が披露されたほか、劇場版最終追加キャスト発表、オフィシャルブック発売情報、前売り特典内容発表、完成披露試写会を含む「おっさんずフェス」の開催情報が解禁、さらに田中圭のサプライズ誕生会など、盛りだくさんの内容となった。
“公式オフ会”ということでポップコーンを片手に登場した田中だが、会場を埋め尽くしたファンの様子を見て「規模やばくないですか」とその数に驚いている様子だった。この日は、連続ドラマのイッキ見で、3話が終了したタイミングでの舞台挨拶だったが、「久しぶりに見返したけど3話が好きだった」という田中。しかし、隣に立つ瑠東監督からは「俺の回ちゃうやん!」とツッコミが入り会場は笑いに包まれた。
イベントでは、ポスタービジュアル、予告編が次々と解禁。まだ本編を見ていないという田中は予告編を見て、「めちゃくちゃおもしろそう!」と大興奮。続けて、おかずクラブのゆいPの出演が明かされると、「作りこんで練習してきてくれた」と撮影に臨んでいたことを明かし、「かなりのキャラというか、ご令嬢が誕生しました」と期待を持たせた。
さらに、オフィシャルブックの発売や、劇場前売り特典が発表。特典はポストカード3枚セット(全3種)となったが、田中は「こんなの撮りましたっけ(笑)」と笑いを誘いつつ、瑠東監督の「これは欲しいよね!」という呼びかけに、会場は大きな拍手に包まれた。また、完成披露試写会の開催が発表されると会場はひときわ大きな拍手と声援に包まれた。
田中は本作について、「十分に分かったうえで、“連ドラを超えるぞ”と、でなければやる意味がないと。不安もあったんですけど、やってみるとできちゃいました」と笑いを誘いつつ、本作への自信を見せ、「悔いが全くないので。キャストはやりきっているので、僕らの思いは届くと思うし、純粋に楽しみにしていてください。めちゃくちゃおもしろいと思います」と本作をアピールした。
ここでイベントは終わると思いきや、7月10日に35歳の誕生日を迎える田中にサプライズでケーキが登場。観客からは歌のプレゼントが行われた。35歳の抱負を聞かれた田中は「がんばります」と一言答え、「『おっさんずラブ』の現場でみんなから学んだことが本当にたくさんあって。一人でできることってたかがしれていて、みんなでやると何倍も作品が膨らんでいくんです。35歳の目標は『おっさんずラブ』で学んだことを広めていかなければ」と抱負を語った。
ハッピーエンドを迎えたはずの彼らにこの夏、最大のピンチが訪れる。前代未聞のおっさんたちのラブ・バトルロワイアル(五角関係)。その幕が、ついに切って落とされた―。モテない独身ダメ男・春田創一と、誰もが憧れる理想の上司・黒澤武蔵、イケメンでドSな後輩・牧凌太の三角関係をピュアに描いたラブコメディ「おっさんずラブ」。2018年4月クール(テレビ朝日系列)で放送されるや“はるたん”こと春田創一を巡って繰り広げられるおっさん同士の恋模様に笑いながらも、あまりのピュアな愛に心を打たれる視聴者が続出、SNSを中心に話題沸騰となった。ブルーレイ&DVDはテレビ朝日史上最高の予約数を記録し、「新語・流行語大賞2018年」トップ10にノミネートされるなど社会現象を巻き起こし、待望の映画化となった。
【写真・文/編集部】
『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』は2019年8月23日(金)より全国東宝系にて公開!
監督:瑠東東一郎
出演:田中圭、林遣都、内田理央、金子大地、伊藤修子、児嶋一哉・沢村一樹、志尊淳・眞島秀和、大塚寧々、吉田鋼太郎
配給:東宝 配給協力:アスミック・エース
©2019 劇場版 おっさんずラブ」製作委員会