タイムズスクエアの店舗


エンタテインメントの本場NYブロードウェイ発祥のディスカウントチケットストア「tkts(ティーケーティーエス)」が8月末より東京、大阪にオープンすることが決定した。

「tkts」は、その日の公演のチケットを、公式に割引して販売を行うディスカウントチケットストア。1973年にNYタイムズスクエアにオープン、現在ではタイムズスクエア、リンカーンセンター、サウスストリートシーポートの3店舗を展開しており、ブロードウェイやオフブロードウェイのミュージカル・演劇の公演チケットを当日・翌日分限定で割引販売している(翌日分はリンカーンセンターとストリートシーポートでのみ販売)。

繁忙期にはオープン2時間前から店舗前に行列ができ、1日に7,000枚ものチケットが売れる日もあるほど、ブロードウェイの観劇のインフラとして根付いているブロードウェイ・ミュージカルを語るには欠かせないサービスとなっている。

今回、エンタテインメント産業の振興を目指して芸術団体のサポートを行うロングランプランニング株式会社が、NYで「tkts」を運営している「Theatre Development Fund(TDF)」から世界で初めて公認され、「tkts」が日本に初上陸することが決定した。日本版「tkts」はミュージカルや演劇はもちろん、日本の伝統芸能の能や歌舞伎、小規模劇団の演劇から音楽ライブ、スポーツや展覧会まで幅広いエンタテインメントのチケットを当日・翌日分のみ割引価格(一部定価あり)で購入することができる。

現在、同社が運営している訪日外国人向けのチケット販売ブース「Tickets Today(チケッツトゥデイ)」を2019年中に全て「tkts」へ変更し、「tkts」が観劇のインフラとして、まずは日本のエンタテインメント業界の新たな文化として根付くことを目指す。

 公式サイト

タイムズスクエアの店舗