かけがえのない時間に出会える最高の感動作『駅までの道をおしえて』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。

本作は、愛犬がもたらす、女の子とおじいさんの絆の物語。命の喪失感が温かい思い出に変わる、ささやかな奇跡のス物語。お互いに大切な存在を亡くした少女と老人の心あたたまる交流を通じ、かけがえのない時間に出会える珠玉の名作である直木賞作家・伊集院静の原作を映画化。主人公サヤカ役を新津ちせ、サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を笈田ヨシが演じる。さらに坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子、市毛良枝、塩見三省、柄本明、余貴美子らが共演する。

今回解禁された予告編では、孤独を感じていたサヤカとルーの出会い、そしてお互いに大事な存在を亡くしたサヤカとフセが心を通わせていく様子が描かれる。心に空いた穴を埋めようとする2人が探し出す“駅”で待っていた奇跡とは?本作は、移りゆく四季と、サヤカとルーが共に成長する様子を描くため、1年半の歳月をかけて撮影を敢行。演じた新津は撮影期間の間に、髪も身長も伸び、あどけない子供の姿から少し大人びた少女へと成長する様子がそのまま映し出されている。そこへ「サヤカには将来こんな人になってほしい」という監督の想いからキャスティングが実現した有村架純が10年後のサヤカに扮しモノローグを担当。ピュアな魅力溢れる声が孤独な2人を温かく包み込む。

併せて、『この世界の片隅に』の音楽を手掛けたことでも話題となったコトリンゴの参加が発表された。解禁された主題歌の「ここ」のほかに、挿入歌の「また会うときは」の全2曲を本作のために書き下ろした。音楽を務めるのは、坂本龍一、野田秀樹ら大物芸術家たちから絶賛される注目の音楽家、原摩利彦。長編映画音楽を手掛けるのは本作が初めてとなる。物語にそっと寄り添う優しいメロディーで登場人物たちの未来を明るく照らしている。

コトリンゴ コメント

主題歌「ここ」はサヤカの背中をそっと押してあげられるといいなと思い、挿入歌「また会うときは」はルーとサヤカを優しく包んでいた光のように音楽が存在できれば良いなと思い、つくりました。監督さんと何度もやり取りをして出来上がったとても思い出深い2曲になりました。

原摩利彦 コメント

誰にでも一度は訪れる冷たい現実を乗り越え、前へと進んでいくサヤカのまなざしにインスピレーションをもらいました。自分が子どもだった頃を思い出したり、大人になった今の視線で映像を見つめたりしながら作曲していきました。特に最後に流れる音楽には、サヤカが(そして映画を観ている人たちも)この先もずっと思い出と希望とともに歩んでいけるように想いを込めています。

予告編

映画『駅までの道をおしえて』は2019年10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開!
脚色・監督:橋本直樹
原作:伊集院静「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)
出演:新津ちせ、有村架純/坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子/柄本明、余貴美子/市毛良枝、塩見三省/笈田ヨシ
配給:キュー・テック/配給協力:GUM WORLD
©2019 映画「駅までの道をおしえて」production committee