“リミッターを外せ!”ハイテンション・ムービー・プロジェクト第二弾『アンダー・ユア・ベッド』の本編映像が解禁された。

本作は、家でも学校でも誰からも必要とされず存在を無視され忘れられてきた男が、学生時代に初めて「名前を呼んでくれた」女性との11年ぶりの再会を夢見て、追い始める処から始まる。しかし、目の前に現れた彼女は別人のように変わっていた。彼女に何が起こっているのか。男は、彼女を監視するようになり、自宅に潜入しベッドの下で真上の彼女を想い過ごし始める。加速度的に暴走していく男。これは愛ゆえの盲目なのか、それとも狂気なのか―。愛する彼女への一途で純粋な思いと、異常で孤独な男の切なさ、繊細な役柄を高良健吾が演じる。

三井の行き過ぎた行動は傍から見れば異常な犯罪行為だが、なぜかこの物語は見る人によっては、とても純粋な男に見える。今回、純粋ゆえに盲目的にエスカレートする三井の様子が明らかになる本編映像「~盗聴編」が解禁された。千尋(西川)の住む家の鍵を手に入れた三井(高良)が次に取った行動が明らかになる。

もう一度名前を呼ばれたい― 。千尋を覗き続けていただけの三井は、彼女の自宅の鍵を入手し、合い鍵を作り家に潜入し、寝室に盗聴器を仕掛け盗聴し、録音して繰り返し聞く日々を過ごしていた 。「11年前と同じ様に、もう一度『三井君』と呼ぶ彼女の声が聞きたかった」ただそれだけを願い、テープを何度も巻き戻す三井―。しかし、盗聴越しに聞こえてくるのは、軋むベッドの音と、千尋が夫の健太郎(安部)から暴力を受けている悲痛な叫び声。

三井はイヤホンをつけ、音楽を聴いているかのように、盗聴しながら観賞魚店を営む。今日も聞こえてくる千尋がぐずった我が子をあやす穏やかな子守歌を聞きながら、ふいに手をとめとても優しく微笑む・・・と、その瞬間、 三井はその声がイヤホンの外から聞こえる赤ん坊の笑い声であることに気づいた。目の前の歩道をベビーカーを押して歩く千尋の姿をみつけ、散歩に出ていることがわかると、三井は反射的に、手に入れた鍵で急いで千尋の家の勝手口から手慣れた手つきで侵入する。そして、誰もいない家で自分が設置したグッピーの水槽の手入れをしている。10日に一度こうして隙を見て家に侵入しては勝手にグッピーの管理をしているのだ。そこには、まっすぐでキラキラした目をした真剣な眼差しの三井の姿があった。そして、今日も寝室に侵入し、仕掛けた盗聴器の電池を変える―。

さらに、初日舞台挨拶のチケットが発売開始直後に SOLD OUT!となる熱い注目作となっており、公開前からの大きな反響をよんでいるため、公開中には、「公開中プレミアトーク祭り」と題して、高良所縁の廣木隆一監督や、安里監督の師匠・黒沢清監督をスペシャルゲストにお迎えしたトークセッションが連日開催される予定です。更なる追加のトークセッションも予定しております。ぜひ、ご期待ください!

「アンダー・ユア・ベッド」公開中プレミアトーク祭り

場所:テアトル新宿
上映時間:20:50~本編上映(※上映後トークショー/全上映回共通)
登壇予定者:
vol.1/7月20日(土)西川可奈子、安部賢一、安里麻里監督
vol.2/7月22日(月)高良健吾、安里麻里監督
vol.3/7月27日(土)廣木隆一監督、高良健吾
vol.4/8月1日(木)黒沢清監督、安里麻里監督
チケット販売:発売中。詳細は本作公式サイトにて。
 チケット発売URL 公式サイト

本編映像

映画『アンダー・ユア・ベッド』は2019年7月19日(金)よりテアトル新宿ほか全国で公開!
監督:安里麻里
出演:高良健吾、西川可奈子、安部賢一、三河悠冴、三宅亮輔
配給:KADOKAWA
©2019 映画「アンダー・ユア・ベッド」製作委員会