三陽商会が立ち上げた“シネマコマース”型の新ブランド「CAST:」のブランドローンチに伴い、飯豊まりえ、emma、佐藤千亜妃が出演する映画『CAST:』の完成披露試写会が7月31日(水)に都内で行われた。
オンライン映画『CAST:』は、登場人物である3人の女性像が新ラインとして立ち上がる、全く新しい形のシネマコマース型ブランド。ファッションを身にまとう本人がブランドの“主人公”となり、ブランドを着用する生のライフスタイルやストーリーに共感を生み出して消費を生むライフスタイル共感型の新しい形のコンテンツ。オンライン映画『CAST:』を見ながら、映画で3人の登場人物が着用している衣装をそのまま購入することができるほか、登場人物のInstagramアカウントからも服が購入可能。商品単体ではなくその背景の“その服を着る人の生き方や価値観・個性への共感”を生み出し、今の時代のニーズにマッチしたブランド展開を目指す。
今回、三陽商会が立ち上げた「CAST:」は、本映画に登場する3人の登場人物「LISA(リサ)」「ANNA(アンナ)」「CARA(カラ)」の3ラインの展開を開始。8月1日(木)に「CAST:」1号店となる旗艦店を渋谷・神宮前(東京都渋谷区神宮前6丁目16-18)にオープンする。イベントでは、三陽商会代表取締役社長 岩田功が本プロジェクトの全体像について説明したほか、映画『CAST:』の主演を務めた飯豊まりえ、emma、佐藤千亜妃および林響太朗監督が登壇した。
「人生という物語を、演じるための服。」がブランドコンセプトであると語る岩田社長。そんな『CAST:』に出演する飯豊は「いい企画だと思いました」とコメントし、emmaも「斬新ですよね」と同意。その“斬新さ”は映画の撮影中にもあったようで、「ドキュメンタリーみたいな撮り方でおもしろかったです」と笑顔を見せる飯豊。セリフについても「『全然そのまま言わなくていいよー』って言われた」とアドリブも入っていたことを明かした。
この日も同ブランドの衣装で登場した3人だが、イベント中にも「千鳥柄のチェックいいよね」などと互いに来ている服について語り合う3人。飯豊は、撮影中にも「洋服の話で盛り上がった」と明かした。またあ、モデルのemmaは「自分が好きな洋服を着ていないと気分が上がらない」とファッションへのこだわりを語った。
映画では“3股をする彼氏”に対する復讐劇という物語が描かれるが、「現実で3股をかけられたら?」という質問に「2股くらいなら・・・。3股は許すことができない」と答えるemma。佐藤は「フェードアウトします。怒っても無駄って思っちゃう」と語った。
続けて、映画の内容にちなんで「リベンジしたいことは?」という質問に、飯豊は別作品の撮影で正座をした際に「星座しなれてなくてねん挫しちゃったんです」とまさかの体験を明かし、「そんな自分にリベンジしたいです」と苦笑した。
今回、“顔が薄いことがコンプレックス”というLISAを演じた飯豊は、「(自身も)顔が薄いのがコンプレックス」と明かし、「この作品に励まされて、もっと自分を好きになれました」と笑顔を見せた。また、emmaは今回の企画について、「自分で探すのは難しいけど、『CAST:』はすぐに買えるのがおもしろいところ。SNSでの反響もすごいドキドキしています」と期待した。
オンライン映画『CAST:(キャスト:)』は、Mr.Children・米津玄師などのMV演出を手がけてきた新鋭映像作家・林響太朗が監督及び脚本を務め、初めてメガホンをとった映画作品。自分らしさに悩む3人の女性が、人生が織りなす不思議なめぐり合わせから出会い、1人の男性を中心に目まぐるしく変わる人生に懸命に向き合っていきます。ときには厳しさもある境遇にありながら、自分らしさに気づき、励まし合い、最後にはスカッと爽快に笑い合う、“オシャレすぎる復讐劇”。女性から絶大な支持を得る飯豊まりえ、モデルのemma、歌手の佐藤千亜妃が主演を務め、仕事も・好きな服も・恋愛スタイルも全く違う3名の女性を演じる。( 映画特設サイト )
【写真・文/編集部】