“死にたい小説家”と“クビ寸前の殺し屋”によるシチュエーション痛快エンターテインメント『やっぱり契約破棄していいですか!?』の場面写真が独占解禁された。

青年ウィリアムは、小説家を目指すも全く芽が出ず、人生に絶望し7回も自殺を試みたがいずれも失敗している。一方、長年殺し屋としてキャリアを積んできたレスリーは、英国暗殺者組合の毎月の暗殺件数のノルマを達成できず引退に追い込まれていた。ある日この二人は出会い、“死にたい小説家”ウィリアムは、“クビ寸前の殺し屋”レスリーに一週間以内に殺してもらう契約を結ぶ。これにて一件落着!と思いきや、ウィリアムの前にキュートな彼女が現れる―。最後に笑うのはどっちだ!?「契約破棄」から始まるワケあり二人の<Wシチュエーション痛快エンターテインメント>。

今回、“殺し屋夫婦の日常”が明らかに!将来、こんな夫婦目指していいですか!?微笑ましい場面写真が解禁された。レスリーたち夫妻の仲の良さを垣間見られる4点の写真。もちろん夕食も寝る時もいつも寄り添う2人。ペニーが笑顔でナイフを渡す一幕からは、殺し屋の妻の強さが存分に窺える。そしてレスリーが飼うつがいのインコ画像も。レスリーとペニーを現したようなインコと、それを優しい笑顔で見つめるレスリーが最高に癒される画像となっている。

本作『やっぱり契約破棄していいですか!?』では、暗殺者協会クビ寸前の殺し屋レスリー(トム・ウィルキンソン)と彼を支える献身的な妻ペニー(マリオン・ベイリー)の老夫婦2人の仲睦まじく、小気味よいやりとりも注目ポイントの一つ。長年寄り添い合い、お互いのことを熟知しているからこその2人の会話に思わずクスッとしてしまう。夫が“仕事の日”は、出発前に妻ペニーがナイフを渡しながらエールを贈る一幕も。“殺し屋の妻”という特殊な環境で鍛え抜かれた心の強さと、優しい笑顔を兼ね備えた見た目とのギャップ萌え間違いなし!夫が殺し屋だとしても、この夫婦に漂う日常感にほっこりしてしまう。そしてさらに、本作の2人のように長年連れ添い、積み重ねられた愛を感じられる作品を3作品紹介。

『ロング,ロングバケーション』(2018)

重度のアルツハイマーの夫・ジョン(ドナルド・サザーランド)と、全身に広がったガンにより余命が限られた妻・エラ(ヘレン・ミレン)。彼らは思い出の愛車であるキャンピングカーで、ジョンの敬愛するヘミングウェイの家を目指して、最後の旅に出る。

『やさしい嘘と贈り物』(2010)

年老いたロバートは、アメリカの小さな町でひとり寂しく暮らしていた。そんなある日、ロバートはメアリーという美しい女性と恋に落ち、彼の孤独だった日々に光が差し始める。

『愛、アムール』(2012)

ミヒャエル・ハネケ監督は本作で、前作「白いリボン」(2009)に続き2作品連続でカンヌ国際映画祭最高賞のパルムドールを受賞。第85回アカデミー賞では外国語映画賞も受賞した。音楽家夫婦のジョルジュとアンヌは、パリの高級アパルトマンで悠々自適な老後生活を送っていた。しかし、ある日突然、妻のアンヌが病に倒れ、手術も失敗して体が不自由になってしまう。ジョルジュは病院嫌いな妻の願いを聞き、車椅子生活になったアンヌを支えながら自宅で暮らすことを決意。2人はこれまでどおりの生活を続けようとするが、アンヌの病状は悪化していく。

老夫婦が寄り添う作品は、それぞれの人生が描かれた良作ぞろい。本作の公開を前に、この夏にぜひ見てみるはいかがだろうか。

映画『やっぱり契約破棄していいですか!?』は2019年8月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開!
監督・脚本:トム・エドモンズ
出演:トム・ウィルキンソン、アナイリン・バーナード、フレイア・メイヴァー、マリオン・ベイリー
配給:ショウゲート
©2018 GUILD OF ASSASSINS LTD