三池崇史監督×窪田正孝主演映画『初恋』が“超異例”の全米での先行公開が決定し、併せて全米プロモーション用のインターナショナルトレーラーとビジュアルが解禁された。
三池崇史監督が本作で挑んだのは原作のないオリジナル作品。希有の才能を持つ、プロボクサー葛城レオ(窪田正孝)が、負けるはずのない相手との試合でKO負けを喫したことから、人生の歯車が一気に狂い、アンダーグラウンドの世界で巻き起こる人生で最高に濃密な一晩を描く。主演を窪田正孝が務め、「ケータイ捜査官7」以来約10年ぶりに三池崇史監督とタッグを組む。
本作は今年5月にフランスで行われた第72回カンヌ国際映画祭において監督週間に選出され、三池監督の最新作を待ちわびていた映画ファンを大いに沸かせた。現地で行われた2度の上映はいずれも超満員、作品の評判を聞きつけた各国の関係者から映画祭の招待や公開の相談が相次ぎ、30以上の映画祭から招待を受けている。世界的な盛り上がりを受け、公開をいち早く決めたのが全米。2020年2月の日本公開に先駆けて、2019年9月27日(金)の初日が早くも決定した。実写邦画としては大規模な100館程度での上映が予定されており、その期待の高さがうかがえる。
また、9月5日~15日にカナダで開催される北米最大の映画祭である第44回トロント国際映画祭のミッドナイト・マッドネス部門への出品も決定。世界各地から映画祭の招待や配給の問い合わせ多数寄せられており、全米先行公開のみならず、今後のワールドワイドの展開に注目が集まる。
WELL GO USA ENTAERTAINMENT(全米配給会社)コメント
三池崇史は世界の映画監督の中で、最もエキサイティングなフィルムメーカーのひとりです。彼の新作映画『初恋』は、彼ほどのキャリアがありながら、挑戦的でとても興味深く刺激的で世界各国の観客は圧倒されることでしょう。『初恋』はチャン・イーモウ監督最新作『SHADOW/影武者』やイ・チャンドン監督最新作『バーニング 劇場版』と並んでアメリカでも話題となるでしょう
三池崇史監督のコメント
いや、驚きました。日本に先駆けて全米で公開とは・・・
アメリカの観客にとって『初恋』は、『ダンボ』とか『アラジン』とかと同じに見えるのだろうか?ま、確かに歌舞伎町の『ライオン・キング』と言えなくもないかな。ま、腹を括って、日本の[恋愛映画]がどこまで通用するか見てみましょう。
ジェレミー・トーマス(プロデューサー)コメント
全世界の配給会社や映画祭にこの映画が認められたことは、世界中の映画ファンにとって三池監督の洗練されたスタイルとテーマが人気であることを再認識しました。
インターナショナルトレーラー
映画『初恋』は2020年2月より全国で公開!
監督:三池崇史
出演:窪田正孝、大森南朋、染谷将太、小西桜子、ベッキー、三浦貴大、藤岡麻美、顏正國(YEN CHENG-KUO)、段鈞豪(TUAN CHUN-HAO)、矢島舞美、出合正幸、村上淳、滝藤賢一、ベンガル、 塩見三省/内野聖陽
配給:東映
©2020「初恋」製作委員会