クエンティン・タランティーノ監督最新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の公開を前に、タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオが緊急来日することが決定した。
ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノ監督4年ぶりとなる最新作。タランティーノ監督が執筆に5年の歳月を費やし、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという今世紀最大の二大スターを初共演させ、友情と絆を軸に1969年のハリウッド黄金時代の光と闇に迫る。リック・ダルトン(ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優で映画スター転身を目指し焦る日々。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ピット)はスタントマンかつ親友。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしているリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。ある日、リックの隣にロマン・ポランスキー監督と女優シャロン・テート夫妻が越してくる―。そして、1969年8月9日、それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える“事件”が起こる。
今回、タランティーノ監督による「ハリウッドへのラブレター」と評される本作の公開を前に、クエンティン・タランティーノ監督と主演のレオナルド・ディカプリオの緊急来日が決定した。8月26日(月)開催のジャパン・プレミアで日本のファンに初めて2ショットをお披露目する。ディカプリオは、映画のプロモーションでは自身に念願のオスカーをもたらした『レヴェナント: 蘇えりし者』の2016年3月以来、3年5か月ぶり11度目の来日。そしてタランティーノ監督は2013年2月の『ジャンゴ 繋がれざる者』以来、6年半ぶりの来日。そしてこの『ジャンゴ』ではかなわなかった、タランティーノ監督×レオナルド・ディカプリオの名コンビ揃っての初来日となる。
カンヌでのお披露目から始まり、作品の舞台にもなっているLA、そしてヨーロッパに渡り、UK、ベルリン、ローマ、モスクワとプロモーションツアーに回ってきたタランティーノが、思い入れの強い作品のツアー最後の地に選んだのが日本。日本通で知られる監督の「ツアーの最後は日本で締めたい!」というたっての希望で今回の2ショットでの日本初上陸が決定した。
ディカプリオは、タランティーノ監督について、「映画史だけでなく、音楽やテレビを含めこれだけの総合的な知識を持った人物は世界でも数少ないと思う。まるでコンピューターのデータベースにアクセスしてるみたいだ。その知識の泉は計り知れないし、どんどん湧き出てくる」とその豊富な知識量と溢れ出る才能への信頼を語っている。また、「この映画はある意味、自分たちのいるこの業界に対するラブ・ストーリーを描いてるんだと思う。この映画は監督の映画業界に対するラブレターでもあるし、敬愛する人たちへの感謝を表したものなんだと思う。僕にとってもそういった部分が色んな意味で一番感動した。監督にしてみたら原点回帰なのかな。他にどう言っていいのか分からないけど、幸運にも僕らが仕事をさせてもらってるこの業界に対するラブレターなんだと思う」と本作への熱い思いを明かしている。
大の日本通で知られるタランティーノ監督は、前回の来日で「ハロー、トウキョウ!日本はタラちゃんズホーム」と挨拶し、日本のファンを大熱狂させているだけに、今回自身の思い入れの強いこの作品を日本のファンにお披露目できるとあり、さらにそのテンションが高まることは間違いない。同じく親日家で、日本のアニメや漫画、映画などに関心を寄せていることで知られるディカプリオは、プライベートで来日し、デパ地下で買い物をしていたりお花見を楽しむ姿も目撃されているだけに、日本の夏をどう楽しむのか注目される。
2人は26日(月)に都内某所で行われる記者会見やジャパン・プレミアに参加する予定。早くも2020年アカデミー賞ノミネート確実の呼び声も高い本作を引っ提げて、タラレオコンビが日本の夏をさらに熱くする。
さらに、タランティーノ×ディカプリオ来日決定に合わせて、映画本編から最新映像が解禁された。レオナルド・ディカプリオが演じる落ち目のTV俳優リック・ダルトンが、映画出演を前に台詞の練習をするシーンが到着!プールに浮かびながら演技の練習に勤しむ、”ピークを過ぎたTVスター役”を、現実世界では超ビッグスターであるレオ様が演じる姿にも注目だ。
本編映像
映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は2019年8月30日(金)より全国で公開!
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント