Kitri


あらいぴろよのベストセラーコミック『“隠れビッチ”やってました。』の主題歌が、大橋トリオプロデュース「Kitri」の新曲に決定した。

タイトルの“隠れビッチ”は、清楚派に擬態した“ビッチ”の事で、メイクはシンプル、髪色は暗め、肌の露出も15%程、戦略的に「隙」と「タイミング」を演出しながら、男性を次々とハントしていく女性を指す。彼女たちは従来の「肉食系女子」のようにハンティング意欲が旺盛である事は周囲に悟られず、一見コンサバなごく普通の女性と見せかけて、あらゆる種類の思わせぶりな態度をとりながら男性の心を揺さぶる天才。決して自分からは告白をせず、相手から告白をされるまで罠を仕掛け続ける。本作は、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術を面白可笑しく披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添う作品となっている。

今回、ピアノ連弾ボーカルユニットKitriが書き下ろした新曲「さよなら、涙目」が本作の主題歌に決定した。Kitriは、今回2度目の出演となった池上本門寺「Slow LIVE」のステージにて、この嬉しい決定をファンへ直接報告し、映画の為に書き下ろした新曲「さよなら、涙目」を初披露。初めて映画の主題歌を担当することになったKitriのボーカルMonaは「映画と共にこの曲も、多くの方の心に届くように、私たちも大切に歌っていきます」と感謝と意気込みを語っている。

本作は、10月からスタートするKitri Live Tour 2019 AW「キトリの音楽会#2」のセットリストに追加される予定で、今年の冬公開予定の映画を、一足早く音楽面で応援していく事となりそうだ。Kitriの新曲「さよなら、涙目」は秋から配信される予定となっている。

Kitri(主題歌)コメント

主題歌のお話を頂いたのは初めてのことだったので、大変嬉しい気持ちでいっぱいです。
普段は心の奥にひっそりと佇んでいる様な、自分の中の複雑な感情を見つめてみる。
大人になればなるほど、簡単そうでなかなか出来ません。ですが、この作品を通して、
少しずつ少しずつ自分と向き合うことで、心が救われることがあると感じさせられました。
「さよなら、涙目」は、佐久間由衣さん演じる主人公・ひろみに寄り添いながら、Kitriとしても、心の裏側に差し込む優しい光を表現できたら、という思いで作らせて頂きました。誰かが踏み出す一歩を後押しできる様な曲になれば幸いです。

佐久間由衣 コメント

傘をさしても、ずぶ濡れになるのは何故だろう。
ピアノの音色が、雨の雫が滴る音のように切なく、力強く、確かに響き、歌声にのる歌詞がとてもあたたかく、全ての感情を救ってくれるような優しさに包まれました。この物語の応援歌のような、心の叫びのような、素敵な楽曲を作ってくださった二人の美しい魂に感謝致します。

映画『“隠れビッチ”やってました。』は2019年冬に公開!
監督:三木康一郎
出演:佐久間由衣/村上虹郎、大後寿々花、小関裕太/森山未來、前野朋哉、片桐仁、前川㤗之、栁俊太郎、戸塚純貴、笠松将、田中偉登、岩井拳士朗、山本浩司/渡辺真起子、光石研
配給:キノフィルムズ
©『“隠れビッチ”やってました。』フィルムパートナーズ/光文社