かけがえのない時間に出会える最高の感動作『駅までの道をおしえて』の場面写真が解禁された。
本作は、愛犬がもたらす、女の子とおじいさんの絆の物語。命の喪失感が温かい思い出に変わる、ささやかな奇跡のス物語。お互いに大切な存在を亡くした少女と老人の心あたたまる交流を通じ、かけがえのない時間に出会える珠玉の名作である直木賞作家・伊集院静の原作を映画化。主人公サヤカ役を新津ちせ、サヤカと出会い、心を通わせることになる孤独な老人・フセ役を笈田ヨシが演じる。さらに坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子、市毛良枝、塩見三省、柄本明、余貴美子らが共演する。
主人公サヤカと愛犬ルーの成長過程をそのまま映し出すため、日本映画では珍しく1年以上の歳月をかけて撮影を敢行した本作。今回、その歳月を物語るように、主人公サヤカ役を演じた新津が劇中でどんどん成長する様子が切り取られる場面写真が解禁された。
撮影開始当時の新津は7歳の小学校1年生。おかっぱ頭のいかにも無邪気な子供という印象のあどけない表情が可愛らしいが、次第に髪も身長も伸び、ぐっと大人っぽい表情を見せるようになっており、1年という歳月が子供にとってどれほど大きいものなのか、見る人すべてが感慨深い想いに浸ってしまうほど。
通常犬を使った撮影では、1つの役に見た目が似た2匹をダブルスタンバイするケースが多いが、本作では撮影前から新津との信頼関係を築くため1匹のみで挑んだ。そのため愛犬役のルーも新津と一緒に成長していった。また、春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪、とサヤカとルーの散歩道の変化をそれぞれの季節の風物詩とともに描かれ、日本の四季の美しさが存分に表現されている。少女と犬の成長、そして四季の移ろいと心温まるストーリーに、目も心も癒される、この秋注目のヒーリング映画に期待が高まる。
映画『駅までの道をおしえて』は2019年10月18日(金)より新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開!
脚色・監督:橋本直樹
原作:伊集院静「駅までの道をおしえて」(講談社文庫)
出演:新津ちせ、有村架純/坂井真紀、滝藤賢一、マキタスポーツ、羽田美智子/柄本明、余貴美子/市毛良枝、塩見三省/笈田ヨシ
配給:キュー・テック/配給協力:GUM WORLD
©2019 映画「駅までの道をおしえて」production committee