2020年2月に上演される村上春樹原作「ねじまき鳥クロニクル」のキービジュアルが解禁された。
職無し、妻は失踪・・・。人生行き詰まりの主人公・岡田トオルを演じるのは、演劇モンスターの異名をもつ成河、映像を中心に俳優として目覚ましい活躍をみせる渡辺大知の2人。Wキャストではなく、2人で岡田トオルという人間の多面性を表現していく演出となる。とある事情で不登校を続ける女子高生、 笠原メイを演じるのは、 ピュアさと色気を併せ持つ門脇麦。そして、「ねじまき鳥クロニクル」の壮大な世界を舞台に立ち上げるため、銀粉蝶や吹越満、大貫勇輔、徳永えり、松岡広大、成田亜佑美、さとうこうじ、といった強烈な個性を放つ俳優陣が参加する。
今回、本公演のキービジュアルが解禁された。成河、渡辺大知、門脇麦の3人がそれぞれの役柄とリンクしながら作品の世界観を表現した、2つのビジュアル。アートディレクターは、きゃりーぱみゅぱみゅのCDジャケットやラフォーレ原宿の広告などでアートディレクションを手掛け独創的なビジュアルを生み出しているスティーブ・ナカムラ。
スティーブ・ナカムラはこの世界の表と裏を表現するために「主人公のトオル自身に存在する悪が床の下から覗き込んでいる。リアリティとフィクションの世界観をビジュアルで表現した」という。そして門脇麦演じる不登校を続ける女子高生の笠原メイが、トオルに寄り添うように佇む、印象的なビジュアルとなった。また、白い静謐なイメージの裏側を表現するような、黒バージョンも作成された。
東京公演の先行予約は9月26日(木)18:00よりホリプロステージで開始され、大阪・愛知公演の情報も公開された。
「ねじまき鳥クロニクル」
原作:村上春樹
演出・振付・美術:インバル・ピント
脚本・演出:アミール・クリガー
脚本・演出:藤田貴大
音楽:大友良英
<演じる・歌う・踊る>
成河、渡辺大知、門脇麦
大貫勇輔、徳永えり、松岡広大、成田亜佑美、さとうこうじ
吹越満、銀粉蝶
<特に踊る>
大宮大奨、加賀谷一肇、川合ロン、笹本龍史
東海林靖志、鈴木美奈子、西山友貴、皆川まゆむ (50音順)
<演奏>
大友良英、イトケン、江川良子
東京公演
日程:2020年2月11日(火・祝)~3月1日(日)
料金:S席 11,000円、A席 8,500円(税込)
会場:東京芸術劇場プレイハウス
一般発売:2019年11月2日(土)
※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
大阪公演
日程:2020年3月7日(土)~8日(日)
3月7日(土)12:00/17:00
3月8日(日)12:00
料金:12,000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
主催:梅田芸術劇場
問い合わせ:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
TEL:06-6377-3888(10:00~18:00)
愛知公演
日程:2020年3月14日(土)~15日(日)
3月14日(土)13:00
3月15日(日)13:00
料金:S席12,000円、A席10,000円(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
会場:愛知県芸術劇場大ホール
主催:メ~テレ、メ~テレ事業
問い合せ:メ~テレ事業
TEL:052-331-9966(祝日を除く月~金/10:00~18:00)