『いなくなれ、群青』の大ヒット御礼舞台挨拶が9月12日（木）に新宿バルト9で行われ、横浜流星、松岡広大、柳明菜監督、菅原大樹プロデューサーが登壇した。

9月6日の公開から約1週間が経ったこの日、舞台挨拶に登壇した横浜は、鑑賞後の観客を前に興味津々の様子で、ネタバレ満載のトークを繰り広げた。また、撮影時に食べた後のメロンパンが口についたままであることについて、菅原プロデューサーは「おれが『消して』って言ったら、（監督が）『残しておこう！』って」とやり取りがあったことが明かされ、会場を沸かせた。

また、劇中で横浜が手をつなぐシーンに触れると、松岡と横浜がそのシーンを再現することになり、横浜と手をつないだ松岡は「こんな感じなんだ」とポツリと漏らし、さらに「めっちゃドキドキしてる。やわらかいね、手」とコメントし、会場は笑いに包まれた。

さらに、9月16日に23歳の誕生日を迎える横浜に、サプライズで劇中の舞台となる階段島をモチーフにしたバースデーケーキが登場すると、その完成度の高さに思わず「再現されてる！」と興奮気味の横浜。松岡に「抱負を」と振られた横浜は「まだまだ未熟者なので、変わらずいろんな作品と約二挑戦して、一つ一つ実力をつけていきたい。まだ勉強しなきゃいけないことがたくさんあるので、たくさん学んでいきたいなという気持ちです」とコメントし、さらに映画にちなんで「階段を一個一個上っていきたい」と語り、会場を沸かせた。

最後に横浜は「僕のとっておきの話はできなかったので、それは後日。ずっとそのことを考えていてください」とコメントし、会場からは大きな歓声が沸き起こった。

悲観主義の七草と、理想主義の真辺由宇。矛盾し合っている二人が、階段島で再会した。奇妙だけれど平和で安定した生活を送る住民たち。そんな日常が真辺由宇の登場で動き始める。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎・・・。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。主人公・七草役を横浜流星、真辺由宇役を飯豊まりえが演じる。

【写真・文／編集部】

映画『いなくなれ、群青』は全国で公開中！
監督：柳明菜
原作：河野裕「いなくなれ、群青」（新潮文庫 nex）
出演：横浜流星、飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆／黒羽麻璃央、伊藤ゆみ、片山萌美、君沢ユウキ、岩井拳士朗
配給：KADOKAWA／エイベックス・ピクチャーズ
©河野裕/新潮社 © 2019 映画「いなくなれ、群青」製作委員会