『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のブルーレイ&DVD大ヒット祈願イベントが9月16日(月・祝)に都内で行われ、ピーター・パーカーの親友ネッド役として出演するジェイコブ・バタロン、「東京コミコン2019」広報部長の宇垣美里が登壇した。

『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)以来、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、そして本作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』において、ピーター・パーカー/スパイダーマンの親友ネッド・リーズ役を演じたジェイコブ・バタロン。今回、初来日を記念して開催されたヒット祈願イベントには、「東京コミコン2019」広報部長の宇垣美里が登壇し、“マーベルへの愛”を語った。

スパイダーマンに呼ばれて登場したバタロンは「みなさんの応援がなかったら、今ここにいることができません」と笑顔で挨拶した。早速、本作の撮影時の話題に移ると、「本当に今回は楽しみました。前作に比べていろんな要素があった。恋愛もその一つ」と振り返り、ベティ役のアンガーリー・ライスについて「素晴らしい方でやりやすかった」と語った。

宇垣が登場すると、映画の大ヒットを祝しただるまがプレゼントされ、笑顔で受け取ったバタロン。そんなバタロンに、宇垣は「ピーターにネッドがいて、本当によかった」と劇中での役割の重要さを語った。

アメコミには深い思い入れがあるという宇垣は「完全無欠じゃないところが好き。悩んでしまう部分がある。でも大きな使命を受けている」とマーベル作品の良さを語り、さらに「(自分たちも)彼らと変わらない。私たちもがんばらなきゃという気持ちにさせてくれるから大好きです」と語った。

また、イベントでは事前に公式Twitterで募集された質問に、バタロンが答えるコーナーが用意され、“アドリブのセリフは?”という質問に、「ほとんどのシーンが実はアドリブ」と明かすバタロン。さらに、劇中に登場する“ナイト・モンキー”という名称については、「ほかにも名前があったんですけど、一番ウケたから使われたと思う」と明かした。

今回の来日では、日本を満喫している様子のバタロン。この日イベントが行われた秋葉原をはじめ、渋谷、明治神宮などで買い物を楽しんだという。「特に『ガンダム』と『ドラゴンボールZ』が好き」というバタロンは、「オタクとして夢のような体験でした」と笑顔で語った。

最後には、本作のブルーレイ&DVD発売に「ものすごく特別で、メイキングやNG集、シーンの長いバージョンなどがすべて入っています」とアピールした。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』での戦いの後、変わってしまった世界を舞台に、スパイダーマンことピーター・パーカーの新たな戦いと新たな一歩が描かれる本作。主人公ピーター役のトム・ホランド、ヒロインであるMJ役のゼンデイヤ、愛すべき親友ネッド役のジェイコブ・バタロンら続投のキャスト陣に加えて、ニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン、ハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴローらマーベル作品常連キャストが集結。そして、今作のキーマンであるクエンティン・ベック/ミステリオを実力派俳優ジェイク・ギレンホールが演じる。

【写真・文/編集部】

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