伝説的コミックを衝撃の実写映画化した『惡の華』に出演する伊藤健太郎と玉城ティナが、「anan」のコスメ特集号に登場する。
原作「惡の華」は、別冊少年マガジンに2009年から5年間に渡って連載され、テレビアニメや舞台化。今回原作者からの逆指名を受けた井口昇監督のもと、絶望の思春期を突き進む、超<変態>狂騒劇が幕を開ける。鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描き、思春期の暗黒面をえぐり出した本作で主役・春日高男を務めるのは伊藤健太郎。春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役には玉城ティナ。春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には秋田汐梨が数百人以上のオーディションを経て大抜擢された。そして、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役に飯豊まりえが扮するなど、最旬キャストの共演も見逃せない。
本作で変態役を演じた伊藤健太郎は、ひょんなことから好きな女の子の体操着を嗅ぎ、盗み、持ち帰り、一人の文学少年が徐々に己の変態性を開花させていく様を思い切りよく演じた。その主人公に詰め寄るクラスの問題児、否、孤高のヒロインを演じた玉城ティナもまた、「黙れクソムシ!」「クズだるま」「全身皮かむり野郎」「逃げ野郎、クズネズミ」など過激なワードを連呼し、気持ち良いくらいに振り切れた演技を披露している。
そんな2人が、本編とは180度異なった魅力を余すことなく発揮しているのが本日発売の「anan」。登場するのは特集にもなっている「秋のモテコスメ大賞」。12ページに渡り、カラーグラビアと映画やメイクに関するインタビュー記事が掲載されている。劇中では主従関係を結び、ダークな青春時代を演じていた伊藤と玉城だが、誌面では家でリラックスしている様子や、ニットとストライプシャツを身に纏い大人っぽくキメているもの、まるで『惡の華』をイメージしたかのような全身黒の衣装に身を包んだシックな写真も。役者、モデルと自由自在に変化する2人の表情・雰囲気を映画『惡の華』と「anan」でチェックしてみてはいかがだろうか。
映画『惡の華』は2019年9月27日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:井口昇
原作:押見修造「惡の華」(講談社「別冊少年マガジン」所載)
出演:伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨/飯豊まりえ、北川美穂、佐久本宝、田中偉登、松本若菜、黒沢あすか、高橋和也、佐々木すみ江、坂井真紀、鶴見辰吾
配給:ファントム・フィルム
©押見修造/講談社 ©2019映画『惡の華』製作委員会