『アド・アストラ』のスペシャル・スクリーニングイベントが9月16日［現地時間］にワシントンDCで、USプレミアが9月18日［現地時間］にロサンゼルスにて開催された。

9月13日に行われたジャパンプレミアに出席し、惜しまれつつ離日したブラッド・ピットは9月16日［現地時間］にワシントンDCのNASA（米航空宇宙局）本部を訪れ、現在ISS（国際宇宙ステーション）でミッションを遂行中の宇宙飛行士ニック・ヘイグと対話した。そこでピットは、大ヒット映画『ゼロ・グラビティ』（13）で宇宙飛行士のマット・コワルスキーを演じたジョージ・クルーニーに言及。ブラッドが「ジョージ・クルーニーと僕のどちらが本物っぽい？」と冗談を交えて質問すると、ヘイグからは「もちろんあなたですよ！」とコメント。続けてピットはナショナル・ジオグラフィック・ミュージアムにて同日の夜に開催されたスペシャル・スクリーニングに参加。そこでは本作で初めての共演を果たした主人公ロイの父クリフォード役のトミー・リー・ジョーンズと久々の再会を果たした。

また、9月18日［現地時間］にはロサンゼルスにてUSプレミアが開催され、こちらにも参加したブラッド・ピット。ほかにも、ロイの父親役クリフォードを演じたトミー・リー・ジョーンズ、ロイの妻イヴ役のリヴ・タイラー、そしてドナルド・サザーランド（プルーイット大佐役）やルース・ネッガ（ヘレン役）らの豪華なキャストやスタッフらがレッドカーペットに登場すると、集まったファンからは大歓声が沸き起こり、多くのマスコミ陣が一斉にシャッターを切った。

この日、レッドカーペットには人気ロックバンドグループ“エアロスミス”のボーカリストで、リヴ・タイラーの父でもあるスティーヴン・タイラーも登場するなど、会場は大いに沸いた。ピットは、トミー・リー・ジョーンズとの初共演に関して、「彼自身が持っている重みや真剣さが、クリフォード役にはピッタリだった。彼はとても聡明で、素晴らしい俳優だから、まさに適役だったんだ。本当に完璧な役者で、作品に消えることのない跡を残す名優だと改めて確信したよ」と絶賛。対するジョーンズも「ブラッドとの仕事は気に入った！とても楽しくて胸躍る幸せなアドベンチャーだったよ」と語り、ピットとの共演に喜びを表した。

本作は、世界的人気俳優ブラッド・ピット演じる主人公ロイ・マグブライドが、宇宙の彼方で消息を絶った父と、その謎の“答え”を探すために宇宙へと旅立つ、衝撃の“救出”ミッションを描くエンターテインメント大作。愛する者を地球に残し、微かな父の情報を辿りながら、広大な宇宙へと旅立つ先にロイが見た真実とは？地球から43億キロ離れた太陽系の彼方で消息を絶った父はなぜ生きていたのか＿そして、なぜ危険な実験を抱えたまま彼は姿を消したのか？―父の謎を追い、宇宙の彼方でロイ・マグブライドが見たものとは？隠された秘密が今、明らかになる―。

映画『アド・アストラ』は2019年9月20日（金）より全国で公開！
監督：ジェームズ・グレイ
出演：ブラッド・ピット、トミー・リー・ジョーンズ、ルース・ネッガ、リヴ・タイラー、ドナルド・サザーランド
配給：20世紀フォックス映画
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation