『葬式の名人』の初日舞台挨拶が9月20日(金)に新宿バルト9で行われ、前田敦子、高良健吾、白洲迅、尾上寛之、中西美帆、奥野瑛太、佐藤都輝子、樋井明日香、樋口尚文監督が登壇した。

今回、高良と“劇中での設定”と同じく10年ぶりの共演となった尾上。10年前も同級生の役だったということで、今回も同じく同級生役という設定に喜びを見せた。

高校時代のクラスメートが、10年ぶりに再会し、思い出話に花を咲かせるという物語の本作にちなんで、“10年前の自分に伝えたいこと”を聞かれた白洲は「小中、野球をやっていたんですけど、モテたくて高校でダンス部に入ったのですが、野球をやっていたときのほうがモテました」と明かし、会場を沸かせた。

また、前田はマネージャーに10年前のスケジュールを見せてもらったといい、「地方を回って、4日後にはニューヨークに行きました」と多忙であったことを明かした。さらに「そのがんばりのおかげで今は元気だよと言いたい」とコメントし、「どこに行っても何も覚えていないので、今行ったらもっと楽しめるよと言いたいです」と語った。

最後に高良は「ふしぎな空気の映画ですけど、それを楽しんでいただきたいです」と本作をアピールした。

突然舞い込んできた高校時代の同級生の訃報。卒業から10年の時を経て、通夜に集まった面々が体験する、これまでに見たことも聞いたこともない奇想天外なお通夜を描く、笑って泣ける“お葬式コメディ”である本作。主演の前田敦子が演じるのは、貧しいながらも、女手1つで小学生の息子を育てるシングルマザーの渡部雪子。本作で初のママ役、そして関西弁での演技に初挑戦。そして、雪子の同級生で、共に奇想天外な通夜に翻弄される茨木高校の野球部顧問・豊川大輔を高良健吾が演じる。

【写真・文/編集部】

映画『葬式の名人』は全国で公開中!
監督:樋口尚文
出演:前田敦子、高良健吾、白洲迅、尾上寛之、中西美帆、奥野瑛太、佐藤都輝子、樋井明日香、中江有里、大島葉子、佐伯日菜子、阿比留照太(子役)、桂雀々、堀内正美、和泉ちぬ、福本清三、中島貞夫、栗塚旭/有馬稲子
配給:ティ・ジョイ
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