『3人の信長』の公開記念舞台挨拶が9月21日(土)にTOHOシネマズ日比谷で行われ、TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、相島一之、前田公輝、坂東希、渡辺啓監督が登壇した。
本作で初の時代劇に挑んだTAKAHIROは、時代劇への出演経験がある市原と岡田に「2人に身をゆだねながら」と振り返り、さらに「緊張したんですけど、気さくなお2人だったのですぐに打ち解けることができました」と3人のチームワークの良さを明かした。その市原は、本作について「時代劇はロマンなんです。当時を見た人はだれもいない。この作品にもロマンがあります」と語った。
撮影は、限られたロケーションでの泊りがけでの撮影だったようで、「朝から晩まで撮影して、宿も一緒」と明かしたTAKAHIROは「サウナに入ると隼人くんがいて、胸筋がすごくて。女風呂と間違えたかと思うくらい、隼人くんの巨乳が・・・」とコメントし、会場は爆笑に包まれた。
その市原は、TAKAHIROについて「現場でも華がありますし、無条件で楽しいです。こなしていくのではなく、向き合ってくださる方」とその演技への向き合い方を称賛し、岡田については「器が大きな方で甘えさせていただきました。徳くんがいたからこそ、この空気感でできた」とコメントした。
そんな岡田について、TAKAHIROは「読めないところがありまして・・・」といい、「最初はまじめで真摯な方というイメージだったんですけど、日が経つにつれて嘘がすごい。どれが本当か嘘か分からない」と明かし、「これには岡田も「少しでも飽きないように冗談というか嘘を」と岡田による和ませ方だと明かし、笑いを誘った。
さらにイベントでは、織田信長が文化を取り入れたことが由来ともいわれているカステラが登場し、あまりの巨大さに「長崎で育ちましたけど、こんなに大きいカステラを見るのは初めて」と驚きを見せたTAKAHIRO。最後にTAKAHIROは「心を込めて作らせていただきました。僕らの思い出深い映画を楽しんでいただければと思います」と本作をアピールした。
本作は、「我こそが信長」と主張する3人の信長と、主を討たれ復讐心に燃える元今川軍の侍たちとの攻防を描いた時代劇エンターテインメント。ときは永禄13年、金ヶ崎の戦いにより敗走中の織田信長の首を狙って廃村に潜んでいた元今川軍の蒲原氏徳たち。復讐心に燃えた元今川軍がついに捕らえたのは、なんと3人の信長!?万が一影武者の首を打ち取ってしまっては、いい笑いものになってしまう。今川家の威信にかけて本物をあぶりだそうとするが、真の信長を守るため、信長たちも「我こそが信長」と猛アピールー。互いの誇りを賭けた笑いと人情の謀略合戦が幕を開ける。主人公の信長・甲を演じるのはEXILE TAKAHIRO、信長・乙を市原隼人、信長・丙を岡田義徳が演じる。
【写真・文/編集部】
映画『3人の信長』は2019年9月20日(金)より全国で公開!
監督・脚本:渡辺啓
出演:TAKAHIRO、市原隼人、岡田義徳、相島一之、前田公輝、奥野瑛太、坂東希/髙嶋政宏
配給:HIGH BROW CINEMA
©2019「3人の信長」製作委員会