ディズニーが贈る「眠れる森の美女」の新たなる伝説『マレフィセント2』の吹替声優が決定した。
アンジェリーナ・ジョリーを再び主演に迎え、ディズニーが「眠れる森の美女」の新たなる伝説を実写映画化。前作『マレフィセント』(14)ではマレフィセントがオーロラ姫への“真実の愛”に目覚めるまでが描かれ、マレフィセントの知られざる過去や本当の姿を映し出し、世界中が感動に包まれた。そして5年の時を経て待望の続編が誕生。“めでたしめでたし”では終わらない衝撃のその後が明かされる―。
前作から5年ぶりの新作として製作された本作。前作に引き続き、オーロラ姫役を上戸彩、ノットグラス、フィリットル、シスルウィットの3人の妖精役を福田彩乃が続投する。またオーロラ姫にプロポーズするフィリップ王子役には小野賢章が決定した。オーロラ姫との結婚を控え幸せの絶頂を迎えながらも、母親であるイングリス王妃との間に立たされる難しい役どころをこなす演技力に注目だが、意外にも実写吹替での王子様役は“初”となる。
その他、マレフィセント役の深見梨加、その手下ディアヴァル役の阪口周平は前作からそろって続投。本作からの新キャラであるミシェル・ファイファー演じるイングリス王妃役には「魔法少女リリカルなのは」「ときめきメモリアル」などに出演の五十嵐麗が、彼女の手下ゲルダ役には「スター・ウォーズ」シリーズのレイ役で注目された永宝千晶が起用された。
上戸彩 コメント
―再び『マレフィセント2』が制作されると聞いた時のお気持ちを教えてください。
率直に嬉しかったです。アンジェリーナ・ジョリーさんは元々ファンですし、彼女がされている活動などもすごく好きでした。またアンジェリーナ・ジョリーさんのお芝居が観られるという嬉しさもありましたし、オーロラ姫の吹き替えをまたやらせて頂けるというのでとても嬉しかったです。
―再びオーロラ役のオファーが来た時の気持ちを教えてください。
『マレフィセント』の時はまだ子供がいなかったのですが今回は(娘に)「オーロラ姫の声やってくるね」とか、「今からオーロラ姫行ってくるね」とか言うと「いってらっしゃい!」みたいな感じで娘に自慢できるのも嬉しいです。
―本作でのオーロラ姫はどのように成長していましたか?また、オーロラ姫の魅力はどんなところだと思いますか?
私が好きなオーロラ姫は透明感があって、彼女といるとみんな心が洗われるというか、みんながオーロラ姫に助けられる、キレイにしてもらう感じのイメージがあります。なのできっと、悪役であるマレフィセントさえも心を動かすことが出来るのだと思います。今回も美しかったですし、可愛かったです。でも前回と違う強さがあったりして、アフレコをしている中で、その強さを出すという事が新たな楽しみでした。
―この作品はどのようなメッセージを伝えていると思いますか?また、観客のみなさんには本作をどんな風に楽しんで欲しいですか?
マレフィセントとオーロラ姫の二人の関係ですね。男女の愛でもなく、それを超える母と娘の究極の愛。マレフィセントは一見悪役で、みなさんの見方は悪い風に捉えがちじゃないですか。でもそれさえも覆してしまうマレフィセントの魅力だったり、アンジェリーナ・ジョリーさんのお芝居やエル・ファニングさんのピュアさだったりは、前作よりもパワーアップしてるなと感じました。
福田彩乃 コメント
―再び『マレフィセント2』が制作されると聞いた時のお気持ちを教えてください。
やった!という気持ちでした。もちろん 3 人の妖精も登場するだろうと思って、すごく楽しみでワクワクしていました。
―前作は5年以上前ですが、再び3人の妖精を演じるにあたりすぐに役に戻れましたか?
前作を見返しましたが、正直これは自分の声なのかな?と思うほど声を忘れてしまっていたので、思い出すのに時間がかかりました。
―本作を女性が楽しめる見どころはどんな所だと思いますか?
マレフィセント含めオーロラ姫だったり、今回初めて登場するオーロラ姫の婚約者フィリップ王子のお母様であるイングリス王妃がいますが、女性が善悪関係なく一生懸命何かに頑張っている姿だったり、努力している姿、何かを守ろうと必死な姿は誰しもが共感できる姿なので、女性が観ていて楽しめるポイントだと思います。
小野賢章 コメント
―映画をご覧になった感想を教えてください。
マレフィセント=ヴィラン=ダークという印象だったので、フィリップ王子のプロポーズという明るく幸せで、美しいシーンから始まったのが印象的でした。作品全体を通して、人種の違いや国同士の争いなどを<愛の力で乗り越えていく>という大きなテーマがあって感動しました。
―フィリップ王子役のオファーが来た時の気持ちを教えてください。
作品名は知らされずに、短い映像を見せて頂いてオーディションを受けたのですが、映画館で予告編が流れたときに「あ!このオーディションだったんだ!」と気づいて、すごい作品のオーディションを受けていたことにびっくりしました。最終的に決まった時も驚きましたし、実写吹替での王子役は初めてなので感慨深いものがありました。
―プロポーズのシーンを見ていかがでしたか?
緊張してドギマギしているフィリップを、オーロラが導いてくれる感じがよかったです。世の中「プロポーズは男性がするもの」という風潮ですが、ああやってフォローしてくれる女性は心強くて良いですよね。シーンとしても、妖精たちが固唾を飲んで見守っている姿や、みんなで祝福しているところなど、すごく可愛らしくて綺麗なシーンで、「ザ・ディズニー!」という映像がすごくよかったです。
映画『マレフィセント2』は2019年10月18日(金)より全国で公開!
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2019 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.