「ぼくらの七日間戦争」を原作にしたアニメ映画『ぼくらの7日間戦争』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。
30年以上にわたって多くの読者をとりこにしてきた累計発行部数2,000万部を超える「ぼくら」シリーズ第1作「ぼくらの七日間戦争」を原作とした本作。宮沢りえ主演の実写映画「ぼくらの七日間戦争」で、親や教師からの管理教育に反抗し、廃工場に立てこもって大人たちをやっつけた少年少女たちの“七日間戦争”から30年ほどの時が流れた2020年が舞台となり、原作のスピリットを受け継いだ新たなストーリーがアニメーション映像によって展開される。北村匠海と芳根京子が初共演でW主演。さらに実写版『ぼくらの七日間戦争』で女優デビュー&初主演を飾った宮沢りえが、“2020年の中山ひとみ”役として登場する。
今回解禁された予告編では、高校生の守が「逃げましょう・・・大人に見つからない場所に!」と、親の都合で強引に引っ越しが決まった綾に逃避行を提案したことから始まる7日間のバースデー・キャンプが、大人たちを巻き込む“戦争”に発展していく様子が描かれる。古い廃工場に集まった6人の子どもたちが協力し、工場にあるものを武器に大人たちに大胆に立ち向かう姿は31年前の実写映画『ぼくらの七日間戦争』を彷彿とさせ、現代版にアップデートされた本作で子どもたちがどんな戦いを繰り広げてくれるのか期待が高まる映像だ。
さらに、かつての“七日間戦争”を知り、「大事なのは結果じゃなくてチャレンジすることよ」と子どもたちへエールを送る、宮沢りえ演じる中山ひとみの姿と声も初披露。大人になったひとみが、新しい「7日間戦争」に向き合う少年少女たちとどんな交流を持つのか?彼女と少年少女たちの繋がりとは?
そして、本作の主題歌を「時代を魅了する声」と称され、一聴した者を虜にするその歌声と作家性の高い楽曲が口コミで話題となった新進気鋭のシンガーソングライターSano ibukiが担当することが決定した。監督とアニメ表現を何度も話しあい、映画を彩る「決戦前夜」(本予告使用楽曲)、「おまじない」、「スピリット」の3曲の主題歌を書き下ろした。大人たちに戦いを挑む子どもたちを奮い起こすような、疾走感あふれるアップテンポな曲調と爽やかな歌声が本作を盛り上げる。
Sano ibuki コメント
初めて「ぼくらの七日間戦争」に触れたのは、10代にもなっていない頃だと思います。
自分にはない強さを持っている主人公達に圧倒され、そして憧れを抱いたことを憶えています。
そんな作品の主題歌を担当させて頂けるということはなんとも不思議な感覚で、感慨深いです。
原作とは違う時代、場所、人ではありますが、村野監督の原作にも劣らない信念を持ったこの作品の、強く眩しく、そして儚い様を音楽として形にできないか模索した末にこの曲達が出来ました。
主人公達の7日間の闘いと共にお楽しみいただければ幸いです。
村野佑太(監督)コメント
初めてSano ibukiさんの音楽に触れた時、疾走感のある音楽と、魂そのものでもがいているような歌詞で綴られた世界観にすっかり魅了されてしまいました。優しく力強い声と、愛しさに溢れているのにどこか荒廃を纏って映る曲のビジョンは、大人への成長の中で揺れる若者の脆さと美しさに溢れているように思えます。『7日間戦争』という古典名作の中から響くibukiさんの新しい世界が、多くの人の心に届く事を願っています。
また、本作のムビチケも10月4日(金)より発売されうことが決定。詳細は公式サイトにて。
予告編
映画『ぼくらの7日間戦争』は2019年12月13日(金)より全国で公開!
監督:村野佑太
原作:宗田理「ぼくらの七日間戦争」(角川つばさ文庫・角川文庫/KADOKAWA刊)
声の出演:北村匠海、芳根京子/宮沢りえ(特別出演)/潘めぐみ、鈴木達央、大塚剛央、道井悠、小市眞琴、櫻井孝宏
配給:ギャガ、KADOKAWA
©2019 宗田理・KADOKAWA/ぼくらの7日間戦争製作委員会