入江悠が監督・脚本を務め、完全オリジナル作品として挑むサスペンス超大作『AI崩壊』で松嶋菜々子が、大沢たかお演じるAI開発者・桐生浩介の妻である桐生望役を演じることが決定した。
AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本。大沢たかお演じる主人公の桐生浩介は、天才科学者で画期的なAIの開発者。その桐生が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴・・・など国民の個人データを完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始めるという驚愕の展開が待ち受ける衝撃的な本作。映画『キングダム』の王騎役でも圧倒的な存在感を見せつけた大沢たかおが主演、社会派サスペンス映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務める。
今回、出演が決定した松嶋菜々子は、主人公である桐生浩介(大沢たかお)の妻として、夫と共に画期的なAI の研究をしていたが、病により若くしてこの世を去ってしまう桐生望を演じる。自らの強い意志と信念で、主人公・桐生の生き方に大きな影響を与える重要かつ難しい役どころを熱演。松嶋は「AIに代わる仕事が増えていく未来がありますが、そこで大切なのは人の存在価値であり、ロボットが一番ではないという事。私にも子供がいるので、望の思いには感情移入が出来ました」と AI をテーマにした本作への想いも語っている。
主演でAIの開発者桐生浩介を演じる大沢たかおを囲むのは、桐生の義理の弟で桐生が開発したAIを保有する企業の代表をしている西村悟役の賀来賢人、警察庁のエースで若き理事官の桜庭誠役の岩田剛典、警視庁捜査一課の刑事奥瀬久未役の広瀬アリス、所轄のベテラン刑事の合田京一役の三浦友和の他、髙嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子といった超豪華俳優陣。松嶋菜々子の参加も解禁され、さらに盛り上がりをみせる映画『AI崩壊』。物語はどのような展開を見せ、そして松嶋の演じる望は、夫であり画期的なAIを開発した天才科学者の桐生浩介の生き方にどのような影響を与えるのか期待が高まる。
松嶋菜々子(桐生望役)コメント
―最初に脚本を読んだ時の印象
近未来を描いた作品は海外で多く作られていると思いますが、日本でここまでスケールが大きい作品は無いと思いますので、この脚本をどのように映像化していくのか期待が膨らみました。
―この作品に参加していかがでしたか?
10年後、20年後の未来がわからない中で、どのように個性を活かして、この先をどう生きていくのかを考えることがよくあります。きっとその中にはAIに代わる仕事が増えていく未来もあると思いますが、たとえAIになったとしても、そこには人間ならではの想いが無いといけないなと常日頃から感じています。一番大切なのは、人の存在価値や感情であり、ロボットが一番ではないと思っているので。
―大沢さんとの久しぶりの共演は如何でしたか?
もう何作目にもなるんですよね(笑)長いのから短いのまで入れるともう5回目とか。「私の事が好きで指名してるでしょ(笑)」「そうだよ!」と冗談を言いながら、とってもご縁がありますねと話していたんです。共演を重ねるうちにそんなことも言い合えるようになりました。大沢さんとは、別の作品でアクションシーンもご一緒しましたが、身体も鍛えられていて凄くストイックな方という印象があります。そんな大沢さんのもち味を出しながら、作品を作り上げているので出来上がりが楽しみです。
映画『AI崩壊』は2020年1月31日(金)より全国で公開!
監督・脚本:入江悠
出演:大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス/岩田剛典、髙嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子、松嶋菜々子/三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「AI崩壊」製作委員会