『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』の完成披露上映会が10月15日(火)にTOHOシネマズ日本橋で行われ、キャスト・監督が登壇した。

舞台挨拶に登壇したのは、『海風』から行定勲監督、小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、『On The Way』から今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、『GHOSTING』から洞内広樹監督、佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、『魔女に焦がれて』から井上博貴監督、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)が登壇した。

冒頭で、『海風』の行定監督は会場を見渡して「女の子ばっかりだね。人気あるんだね」というと、小林は「少しだけ」と答え、会場は笑いに包まれた。その『海風』について、作曲家の小竹正人と行定監督が30年間におよんで親交があったことから、タッグが組まれて完成したというが、その過程では「少し詞を書いたら、僕がシナリオを書いて」とまさに2人3客で仕上げたことを明かした。

『On The Way』で俳優デビューを飾った今市は、オールメキシコロケでの本作について「メキシコに行ったことがなかったですし、銃をつきつけられたこともないですし、なかなかイメージができなかった」と振り返りつつ、下bなでは「暖かく迎え入れてくださって、また行きたいと思いました」とコメント。また、松永大司監督からは「監督は人間としての今市隆二を撮りたいと言ってくださった」と明かした。

そんな松永監督とのタッグに、今市は「すごい愛のあるチームだった」と振り返り、今市の演技について佐野は「もっと見たいなと(思った)。2時間の尺での見れるくらい興味がわいた」と称賛した。また、今市自身も「今回は自分と通ずる部分があったので、真逆な役も」とコメントし、「欲が出てきたというか、長編もできたらやりたい。そういう気持ちも出てきました」とさらなる俳優業に期待を持たせた。

『GHOSTING』の佐野は「過去に戻ることっていつになってもワクワクする」と語り、「その中にも大切なメッセージとか、抱え散るトラウマが描かれていたと思う」と本作についてコメント。『魔女に焦がれて』の佐藤は「今まで明るい役が多くて、(今回は)大変だなと率直に思いました」とコメントした。

EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表の別所哲也、作詞家小竹正人の3人によって打ち出された本プロジェクト。2017年の第一弾、2018年の第二弾に続く第三弾は、三池崇史、行定勲、松永大司、洞内広樹、井上博貴が監督として参加。三池監督の『Beautiful』にはEXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、松永監督の『On The Way』には今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、洞内監督の『GHOSTING』には佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、井上監督の『魔女に焦がれて』には佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)が出演。そして第三弾の主題歌には、Crystal Kay、Leola、RYUJI IMAICHI、LISA、琉衣による5つの楽曲を起用。

【写真・文/編集部】

映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は2019年11月8日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国で公開!
配給:LDH PICTURES
©2019 CINEMA FIGHTERS project