『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』の公開記念舞台挨拶が11月9日(土)にTOHOシネマズ日本橋で行われ、EXILE AKIRA、佐野玲於、佐藤大樹、行定勲監督、洞内広樹監督、井上博貴監督が登壇した。

今回、東京・TOHOシネマズ日本橋のほか、大阪・TOHOシネマズなんばで行われた舞台挨拶に今市隆二と小林直己が登壇し、両会場をスクリーンで中継、さらにこの模様を全国に生中継するという試みが行われた。

大阪にいる小林から「行定組の船の上で暴れさせていただきました」と行定監督を称賛するコメントが出ると、東京にいる行定監督からは「(クランクイン前に)一回飯を食おうってなったら、彼が店を用意して金も払うっていうジェントルマンぶりを見せてくれた」と裏話が飛び出すなど和気あいあいとした舞台挨拶となった。

5つの作品は、すべて作詞家である小竹正人がコンセプトプロデューサーとして、5人の監督と出演者の色が出る物語となっている。中でも『On The Way』で主演を務め、本作で俳優デビューを飾った今市について、すでに本作を鑑賞しているAKIRAは「早く今市の作品を見たいと思っていますね」と、観客の思いを代弁し、「ビューティフルかなと。今市が普段泣くことがないけど泣いています」と自身が出演する作品のタイトルにかけて今市の演技を絶賛し、会場を沸かせた。対する大阪にいる今市は「すごい推してくださる(笑)ありがとうございます」と照れ笑いを浮かべた。

また、小林からは「『Ghosting』の玲於くんが、本当にゴーストだと思ったので注目していただきたい」、その小林から「おススメは?」と振られた今市は「『魔女に焦がれて』の大樹くんですね」と称賛した。

さらに、AKIRAは15日の配信開始に先駆けて8日より劇場公開が行われている『アースクエイクバード』に触れ、「直己くんもハリウッド作品にトライして公開されて、パワーアップした直己の作品も魅力ですし、玲於と大樹もがんばっているのがびしびし伝わる」とコメント、最後には「楽曲からインスピレーションを得てショートフィルムを作っています。参加してくださっているアーティストのみなさんの楽曲にも注目してもらえたら」と本作をアピールした。

EXILE HIRO、SSFF & ASIA 代表の別所哲也、作詞家・小竹正人の3人によって打ち出された本プロジェクト。2017年の第一弾、2018年の第二弾に続く第三弾は、三池崇史、行定勲、松永大司、洞内広樹、井上博貴が監督として参加。三池監督の『Beautiful』にはEXILE AKIRA、行定監督の『海風』には小林直己(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、松永監督の『On The Way』には今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)、洞内監督の『GHOSTING』には佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、井上監督の『魔女に焦がれて』には佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBE)が出演。そして第三弾の主題歌には、Crystal Kay、Leola、RYUJI IMAICHI、LISA、琉衣による5つの楽曲を起用。

【写真・文/編集部】

映画『その瞬間、僕は泣きたくなった-CINEMA FIGHTERS project-』は全国で公開中!
配給:LDH PICTURES
©2019 CINEMA FIGHTERS project