ハリウッドの豪華キャストが集結したグザヴィエ・ドラン監督作品『The Death and Life of John F. Donovan(原題)』が『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』の邦題で来年3月13日(金)より公開されることが決定し、併せて特報映像と2枚のポスタービジュアルが解禁された。

2009年、19歳の才能に世界は一瞬で魂を奪われた。初監督作品『マイ・マザー』でカルチャーシーンを一変させたグザヴィエ・ドランは、デビュー直後から世界に鮮烈な印象を与え、その類いまれなる才能に世界が酔いしれた『わたしはロランス』、カンヌ国際映画祭審査員賞『Mommy/マミー』、カンヌ国際映画祭グランプリ『たかが世界の終わり』と、作品ごと映画界に革新を起こしてきた。そんな、美しき天才グザヴィエ・ドランが、衝撃のデビューから10年を経て、ハリウッドの豪華キャストとタッグを組んだ初めての英語作品を完成させた。

舞台はニューヨーク。人気俳優ジョン・F・ドノヴァンを、役柄と同じく自身もTVドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で世界的スターに躍り出たキット・ハリントンが演じ、ドノヴァンと“秘密の文通”を交わす少年・ルパートに扮するのは、『ルーム』で観る者を感涙させた天才子役 ジェイコブ・トレンブレイ。脇を固めるのはナタリー・ポートマン、キャシー・ベイツ、スーザン・サランドンらアカデミー賞を受賞した名女優3人。映画界の一線で活躍し続ける豪華キャストが、観客を魅了する演技のアンサンブルを繰り広げる。

アデル、ザ・ヴァーヴなど歌詞と物語がシンクロする絶妙な音楽、登場人物のほとばしる感情に揺れる映像で、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏に迫る。更なる高みへと到達した、グザヴィエ・ドランが映画史の新たなページをめくる、切なくも衝撃的な“死と生”を巡る物語が日本公開を迎える。

特報映像

ストーリー

舞台はニューヨーク。大ヒットTVシリーズに出演し、一躍スターの座へと駆け上った、人気俳優のジョン・F・ドノヴァンが死んだ。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた彼の死の真相をにぎる鍵は、世間で一大スキャンダルを巻き起こした、11歳の少年ルパートとの“秘密の文通”。100通以上に渡る手紙から明かされる、華やかなスターの光と影、スキャンダラスな世界の表と裏。若くして世を去った美しきスター ジョン・F・ドノヴァンの、切なくも衝撃的な死の真相とは─。

映画『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』は2020年3月13日(金)より新宿ピカデリーほか全国で公開!
監督:グザヴィエ・ドラン
出演:キット・ハリントン、ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、ジェイコブ・トレンブレイ、キャシー・ベイツ
配給:ファントム・フィルム/松竹
©THE DEATH AND LIFE OF JOHN F. DONOVAN INC., UK DONOVAN LTD.