「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ出版秘話に基づく本格ミステリー映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。
トム・ハンクス主演で映画化もされ、「ダ・ヴィンチ・コード」などが一大現象を巻き起こした人気小説「ロバート・ラングドン」シリーズ。その4作目「インフェルノ」出版時驚くべきミッションが遂行された。なんと、海賊行為と違法流出を恐れた出版元が、著者ダン・ブラウンの同意のもと、各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離して翻訳を行ったのだ。イギリスでもっとも歴史あるタブロイド誌デイリーメールによって報じられることとなった、この前代未聞のエピソードを元に、デジタル時代ならではの仕掛けをちりばめた本格ミステリー映画が誕生した。
物語の舞台はフランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の世界同時出版のため、その洋館の地下に隠された要塞のごとき密室に、9か国の翻訳家が集められた。彼らは、外出はおろかSNSや電話などの通信も禁止され、毎日20ページずつだけ渡される原稿を翻訳していく。ところがある夜、出版社社長の元に「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば、全ページを流出させる」という脅迫メールが届くのだが・・・。
今回解禁された予告編は、世界各国から集められた9人の翻訳家が物語の舞台となる洋館に集められるところから始まる。空港並みの厳しいセキュリティチェックを通り、地下室の厳重な扉の先に案内された9人だが、「まるで囚人だな」というセリフが示すとおり、常に監視されながらの翻訳作業に戸惑いを隠せない様子が映し出されている。そんな中、出版社社長の元にベストセラー本の原稿を人質に取った脅迫メールが届く。疑心暗鬼に陥る9人の翻訳家、エスカレートしていく犯人探し、刻々と過ぎていくタイムリミット。一体誰が?どうやって?完全隔離された洋館で巻き起こる予測不能な展開に引き込まれる映像に仕上がっている。
予告編
映画『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』は2020年1月24日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント、新宿ピカデリーほか全国で順次公開!
監督・脚本:レジス・ロワンサル
出演:ランベール・ウィルソン、オルガ・キュリレンコ、アレックス・ロウザー
配給:ギャガ
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