純愛と性愛とドールが交錯する大人のラブストーリー『ロマンスドール』のベッドで寄り添いあう2人の日常を切り取った写真が解禁された。
一人のラブドール職人と、彼が一目で恋に落ち結婚した妻との日々を描いたタナダユキによる同名小説を自らが脚本・監督を手掛けて映画化した本作。型破りな設定と衝撃的な展開の中で、男女が強く惹かれ合い、すれ違い、もがきながらも、夫婦として゛本当の幸せ“を見つけていく姿を描く。主人公・北村哲雄を高橋一生、哲雄の妻・園子を蒼井優が演じる。さらに二人をとりまく共演陣に、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、渡辺えり、きたろうら個性豊かな豪華実力派俳優陣が集結した。
今回、『リリィ・シュシュのすべて』(01)以来、映画では19年ぶりの共演となる高橋一生と蒼井優の新規写真が解禁された。岩井俊二監督が「遺作を選べたら、これにしたい」と話すほど思い入れのある『リリィ・シュシュのすべて』は、市原隼人や忍成修吾など高橋や蒼井と同世代の俳優が多く出演していた。蒼井にとっては映画初出演で、俳優としての活動を本格的にスタートし、また10歳からキャリアをスタートさせていた高橋にとっても20歳という記念碑的な時期に撮影した特別な作品。
その後、高橋は総理大臣の秘書・貝原として頭脳明晰でありながら時折見せるギャップが話題を呼んだ「民王」(15)や、自ら憎まれ役を買って主人公・直虎への報われぬ愛を貫き通した政次を見事好演した「おんな城主 直虎」(17)など、知的でありながらどこか不器用な役柄で人気を博してきた。映画『億男』(18)では親友が宝くじで当てた大金と共に行方をくらますミステリアスな九十九を演じ、劇中でカギとなる重要なシーンではプロに引けを取らないほどの落語を披露し実力派俳優としての存在感を見せた。
一方で蒼井は『フラガール』(06)でフラダンスチームのリーダー紀美子を演じ、圧巻のダンスは日本映画史に残る名シーンとして感動を巻き起こし、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。さらに『彼女がその名を知らない鳥たち』(17)では同居人の陣治を足蹴に冷たい態度をとりながら常に誰かに依存してしまうヒロイン・十和子を演じ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。
今回解禁された写真は、19年ぶりの共演で初の夫婦役を演じた高橋と蒼井がベッドで寄り添いあう、夫婦の日常を切り取ったような一枚となっている。背中合わせで寄り添い合う2人の表情から互いを信頼し愛し合っている関係性を感じ取れる一方で、それぞれの眼差しに、何か心に想いを秘めてることも感じさせる。
さらに本作の公開を記念して、never young beachが担当した主題歌「やさしいままで」の特別映像版カラオケがDAMで配信されることが決定した。映画本編の映像を編集した特別版カラオケ配信映像を楽しむことができ、2020年1月26日から3月26日までの期間限定での実施となる。
映画『ロマンスドール』は2020年1月24日(金)より全国で公開!
脚本・監督:タナダユキ
出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝ニ、ピエール瀧、きたろう、渡辺えり
配給:KADOKAWA
©2019「ロマンスドール」製作委員会