“ミュージカルの金字塔”を豪華キャストで実写映画化した『キャッツ』のダンスメイキング映像が解禁された。

1981年のロンドン初演以来、世界中で愛され続けるミュージカルの金字塔「キャッツ」。イギリスを代表する詩人でありノーベル文学賞を受賞したT・S・エリオットの詩集を元に、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲、キャメロン・マッキントッシュがプロデュースを手がけた奇跡の作品が、超豪華キャストとスタッフの手により映画化。主人公の美しい白猫のヴィクトリア役には、英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルを務め、本作が映画初出演となるフランチェスカ・ヘイワード。ジェニファー・ハドソンがグリザベラ役を演じるほか、映画、音楽、ダンスなど多彩なジャンルから選び抜かれた珠玉のキャスト陣が個性豊かな猫たちを演じる。

今回、プロダンサーたちと俳優陣が互いの芸術性を高め合う制作の現場を映し出したメイキング映像が解禁された。猫のように軽やかに舞い踊るため、出演者たちが日々切磋琢磨し合うダンスリハーサルの裏側を映し出した本映像。出演者の真剣な表情から現場の緊張感が伝わってくる一方、かつてない挑戦を心から楽しんでいる様子も感じられ、「“大勢の人が猫になりきる”なんて荒唐無稽に聞こえるけど、だからこそ最高に楽しいんだ」と語るのは、バストファージョーンズ役のジェームズ・コーデン。

主人公ヴィクトリア役フランチェスカ・ヘイワードは「猫の軽やかさを表現するのにバレエの動きが役立った」と、ダンサーとしての経験が役作りにも生きている事を明かし、ヘイワードのほかにも、本作には様々なジャンルの一流のトップダンサーたちが参加し、本映像に映る一瞬の動きでさえ目を奪われるほどに軽やかで美しいダンスを披露している。「新たなステップやジャンルを取り入れた」と語るのは、歌手、ダンサー、俳優として活動するラム・タム・タガー役のジェイソン・デルーロ。「魔法を生み出した」とデルーロが表現する言葉通り、様々なスタイルが一つに融合し、お互いの芸術性を高め合いながら完成に向かうその様子はまさに“魔法”そのものだ。

全米公開に先駆けて、初のお披露目となったワールド・プレミアでは、トム・フーパー監督はじめ、出演キャストが勢揃い。監督は「『キャッツ』は優しさの持つ力を歌い上げる作品。今の時代に学ぶところは多い。キャッツたちが新たにやって来た白猫ヴィクトリアから、優しさの大切さを学ぶ物語だからね」と自信をのぞかせ、全世界の注目の眼差しを浴びる中、全米公開を迎えた本作。

テイラー・スウィフトとアンドリュー・ロイド=ウェバーと共同制作した新曲「Beautiful Ghosts」は第77回ゴールデン・グローブ賞の主題歌賞にノミネートされており、テイラーは「この曲がノミネートされたことは、この一年の中でも本当に大きな事!素晴らしい音楽チームと働くことができて良かった」とコメントしている。

メイキング映像

映画『キャッツ』は2020年1月24日(金)より全国で公開!
監督:トム・フーパー
出演:ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、ジェイソン・デルーロ、イドリス・エルバ、ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケラン、テイラー・スウィフト、レベル・ウィルソン、フランチェスカ・ヘイワード
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