3人の女子高校生の青春冒険譚を描いた実写映画『映像研には手を出すな!』の撮影現場スチールが解禁された。

「月刊!スピリッツ」にて連載中の原作は、虚実入り乱れた個性的な世界観と“最強の世界”を夢見てアニメーション制作を志す3人の女子高校生の青春冒険譚を描いた人気コミックを実写映画化した本作。「アニメは設定が命!」が信条で、ことあるごとに妄想で世界を染め上げる変わり者の主人公・浅草みどり役を演じるのは齋藤飛鳥。俳優一家に生まれ、親に反対されつつも自分を表現するためにアニメーターを目指すカリスマ読者モデルのお嬢様・水崎ツバメ役に山下美月。その2人の才能を管理し、金儲けをしようとするプロデューサー気質の少女・金森さやか役を梅澤美波が演じる。監督は『ヒロイン失格』、『未成年だけどコドモじゃない』、TVドラマ「賭けグルイ」などを送り出す英勉。

今年10月に実写映画化が発表され、現在撮影中の映画『映像研には手を出すな!』。情報解禁後、本作の公式Twitterでは撮影現場のセットや小道具、衣装などを画像付きでリポートが届けられてたが、主演・齋藤飛鳥ほかキャストらの姿に関する写真は一切解禁されていなかった。そして今回、待望の撮影現場から主演・齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波らの場面カットが到着した。

主人公・浅草みどりを演じる齋藤飛鳥は、普段のロングヘア姿から一新、原作同様にショートカットのヘアスタイルに、浅草のトレードマークである迷彩柄の帽子をかぶった姿を初披露。極度の人見知りで他人とまともに話すことができない主人公が、あるプレッシャーに耐え切れずに、白目を剥いてぶっ倒れてしまうシーンなのだが、トップアイドルとして活躍する齋藤飛鳥が、これまで見せたことのない<ありえない>表情で、まさに体当たりの演技を見せており、本作にかける本気度がうかがえる。さらに、金儲けに目がないプロデューサー気質の金森さやか役の梅澤美波もまた原作同様に、眼鏡を頭にかけたスタイルで完璧に再現。

水崎ツバメ役・山下美月も、読者モデルという役どころ通り、美しさ溢れる姿を披露している。初めて届けられた撮影現場の3人の姿だが、今月上旬にキャスト・スタッフを労うため撮影現場を訪れた原作者・大童澄瞳氏も、自身のTwitterで「飛鳥先生はすみっこで『はっはっは』って言ってたので浅草氏です。」、「山下美月先生は水崎氏ハマり役でしたね。これがリアルかというのがありました。」、「梅澤美波先生な、後ろ姿から金森氏でしたよ完全に。」とそれぞれの役作りに対して絶賛コメントを贈っている。これからどんな姿で、そして“怪演”を披露してくれるのか―。

映画『映像研には手を出すな!』は2020年初夏に全国で公開!
監督:英勉
原作:大童澄瞳「映像研には手を出すな!」(小学館 「月刊!スピリッツ」連載中)
出演:齋藤飛鳥、山下美月、梅澤美波
配給:東宝映像事業部
©2020 「映像研」実写映画化作戦会議
©2016 大童澄瞳/小学館