『AI崩壊』のジャパンプレミアが1月14日(火)に都内で行われ、大沢たかお、賀来賢人、岩田剛典、広瀬アリス、芦名星、玉城ティナ、松嶋菜々子、三浦友和、入江悠監督、主題歌を主題歌を担当したAIが登壇した。

イベントが始まると同時にステージにはAIが登場。主題歌「僕らを待つ場所」が生披露されると観客からは拍手や歓声が寄せられた。「タイトルを聞いてどういうことかと思った(笑)」と自身の名前が入ったタイトルに驚きを隠せない様子のAI。そして再び暗転したステージ上のスクリーンが上がると、そこにはキャスト、監督が並び、待ちわびたファンからは大歓声が沸き起こった。

レッドカーペット上でのグリーティングを終えた登壇者が再びステージに集まると、豪華キャストを前に観客の興奮が冷めやらない中で舞台挨拶が始まった。本作を「エンターテインメントの近未来なんだけど、すごく近くに感じる映画」と表現した大沢。全国各地で行われたロケに広瀬からは「とにかくスケールの大きさにびっくりしました」とコメントするほど。

そんな“10年後”という近未来を舞台にした本作で、警察庁警備局理事官の桜庭を演じた岩田は本作で演じた役が「新鮮」と明かし、「なかなか天才役をやることはないので、監督と現場でお話をさせていただいて、少しずつ役作りをすすめました」と振り返った。また、本作に「満足感が高い映画ができたと思う」と自信を見せ、「これだけ初号試写で手ごたえを感じる映画はないと思います」と語った。

本作で5度目の共演となる大沢と松嶋だが、本作では初の“夫婦役”を演じたことで、「夫婦役は形が出来上がったとロコから始まるので本来は難しいんですけど、気心が知れていたというか、緊張感を保ったまま楽しむことができました」とスムーズに役に入れたことを明かした松嶋。本作については「とても感動する部分が多い」と語った。

最後に大沢は「日本映画ってまだ捨てたもんじゃないと思って作りました。自分たちにできることを全力でトライしたいと集まってできたのが『AI崩壊』です。ものすごくエネルギーの強い作品です」と本作をアピールした。

AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本。大沢たかお演じる主人公の桐生浩介は、天才科学者で画期的なAIの開発者。その桐生が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴・・・など国民の個人データを完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始めるという驚愕の展開が待ち受ける衝撃的な本作。映画『キングダム』の王騎役でも圧倒的な存在感を見せつけた大沢たかおが主演、社会派サスペンス映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務める。

【写真・文/編集部】

映画『AI崩壊』は2020年1月31日(金)より全国で公開!
監督・脚本:入江悠
出演:大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス/岩田剛典、髙嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子、松嶋菜々子/三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「AI崩壊」製作委員会