学生からサプライズでの「もう二度と」披露に新田真剣佑「グッときました」―『サヨナラまでの30分』サプライズトークイベント

『サヨナラまでの30分』のサプライズトークイベントが1月15日（水）に都内で行われ、新田真剣佑、北村匠海、久保田紗友、葉山奨之、上杉柊平、清原翔、萩原健太郎監督が登壇した。

今回のイベントは、“大学生限定試写会”と題して、トークゲストとして萩原監督が登壇することが告知。そこに豪華キャストが登壇し、サプライズをしたが、学生側からは劇中バンド「ECHOLL」が歌う本作のリード曲「もう二度と」が全員で披露される逆サプライズが行われた。

大歓声が沸き起こる中、早速学生からの質問を受けることに。“一番大変だったシーン”について「（自身は）いくらでもふざけられた。それをみんながまじめに芝居をしなきゃいけなかったので大変」と本作での演技を振り返る新田。葉山は「フェスじゃないですか」と即答し、「本当のフェスに出ている気持ちでした。一生の思い出に残る」と3日間におよぶフェスのシーンの撮影が特に印象深かった様子で、これには久保田も「普段、舞台とかじゃなければステージからお客さんを眺める機会がなかったので、新鮮な体験でした」と笑顔を見せた。

今回演奏シーンのために楽器のレッスンから取り組んだキャストたちだが、清原は「演奏シーンは、普通に生きていたら味わえない感覚を味わえた。みなさん、本当に一回やってもらいたい」と学生に向けてアドバイスする場面もあった。

また、“青春を感じたことは？”という質問に「この映画をやりながら青春を取り戻した」と笑顔で振り返った北村。新田も「作品で青春しているなと感じさせてもらうことが多いです」とコメントするなど、本作の撮影でのチームワークの良さをうかがわせた。

続いて、“葛藤に出会った時にどう乗り越えましたか？”という質問には「サウナです」と即答した北村。今回の撮影でも上杉や葉山とサウナに行ったことを明かし、上杉も「大好きになっちゃった」とサウナを気に入った様子。新田は「お風呂に入浴剤を入れる」と答え、さらに「ラベンダーが好き。塩とかもします」と明かし、会場を沸かせた。

イベントの終盤では、学生全員が立ち、「もう二度と」を披露し、キャストたちは聞き入っていた。北村は「危なかったです・・・。合唱が大好きで。学生の頃の合唱コンクールが好きだったなとか思い出した」とコメントし、新田も「グッときました」と感動している様子だった。

最後に北村は学生に向けて「このメンバーで作れたことを感謝しています。同じ日々を過ごしているみなさんは、まだまだこういう仲間ができるタイミングがあると思います。それが青春だったり、10年、20年経った後に泣ける話かもしれない。そういう時間を、この映画を見てより大事にしてほしいと思います」とメッセージを送った。

ある日、颯太が拾ったカセットテープ。それが再生されるたった30分間だけ、颯太の体の中身は死んだはずのアキになる。出会うはずのない2人を繋いだカセットテープはアキが遺したものだった。颯太の体を借りて、アキは恋人やバンド仲間に会いに行く。それは颯太と彼女との出会いでもあった―。アキと颯太の歌が彼女に届くとき、3人の世界が大きく変わり始める。限りある今を駆けぬける、青春音楽ラブストーリー。演技力と人気を兼ね備え、これからの時代を確実に担う注目俳優の新田真剣佑と北村匠海がW主演を務める。

【写真・文／編集部】