『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』の完成披露上映会が2月4日(火)に新宿バルト9で行われ、花江夏樹、坂本千夏、松岡茉優、田口智久監督が登壇した。

舞台挨拶に登壇したのは、主人公・八神太一役の花江夏樹、太一のパートナーデジモン・アグモン役の坂本千夏、今回の映画のゲストキャラクター・メノア役の松岡茉優、そして本作の監督を務めた田口智。2015年の『デジモンアドベンチャー tri.』全6章から長く積み重ねてきましたが、今回の映画はその集大成です」と語る花江は「当時の記憶がよみがえるようなシーン、ファンの皆さんは『おっ!』って思うようなシーンがたくさんあります」と自信を見せた。

また、好きなデジモンは「ウォーグレイモンですね。男の子で嫌いな人はいないですよ!」という花江は、好きなキャラについて「これはやっぱり太一ですね。小さい頃から憧れているキャラですから、ファンとしても役者としても演じられて嬉しいです」と自身が演じる太一を挙げた。

「最初にTVシリーズをやっていたときはこんなに人気になると思ってなかったんです」と明かす坂本は「年々退化しようとしていく体に鞭を打って、ライブに向けてキーが下がらないように頑張っています」と笑いを誘う場面もあった。そして、好きなデジモンを「エテモン様です。だって楽しそうなんだもん(笑)」という坂本は、好きなキャラは「太一です、しょうがない、大好きなんだから」と花江と同じく太一を挙げた。

本作でゲストキャラクターを演じる松岡は「子どもの頃に優しさや心の強さを教えてくれた作品に出演することができて、本当に嬉しいです」と喜びを見せ、「私は見始めた瞬間に膝から崩れ落ちました(笑)」と感動したことを明かした。また、「この映画は“大人になること”が一つのテーマですが、ずっと“大人になったのっていつなんだろう?”って考えていたんです。でも映画を観終わると“あ、私、大人になっちゃったんだな”って気づかされました。だから皆さんも今日劇場から出てくるときは大人の顔になっていると思います」と思いを明かした。

さらに松岡は自身の“進化”について「私はおはガールをやっていて小さいときから山寺宏一さんに本当にお世話になったので、山ちゃんにこの映画を観てもらって進化を感じてもらいたいです」と語った。そんな松岡の好きなデジモンは「昔からエンジェウーモンが大好きで、私は大きくなったらエンジェウーモンになれると思っていたんです。でもこの映画を観て1位が変わりました。アグモンです。やばいですよ。今作のアグモンは」と熱く語り、好きなキャラについては「ミミちゃんが大好きです。可愛い女の子が好きだと思ったのはミミちゃんが初めてかもしれません」とコメントした。

「デジモンアドベンチャー 」は、累計800万個以上の大ヒットを記録した携帯ゲーム「デジタルモンスター」を発祥とする人気アニメーションシリーズ。1999年3月6日に劇場版第1作『デジモンアドベンチャー』が公開され、翌日3月7日にTVシリーズ「デジモンアドベンチャー」の放送がスタート。主人公・八神太一ら8人の“選ばれし子どもたち”がデジタルワールドという不思議な世界で、それぞれの分身的存在であるパートナーデジモンと出会い、大冒険しながら絆を深め、成長していく。長年にわたって愛されてきた「デジモンアドベンチャー」は、2019年3月にはシリーズ20周年の節目を迎えた。

映画『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』は2020年2月21日(金)より公開!
声の出演:花江夏樹、細谷佳正、三森すずこ、田村睦心、吉田仁美、池田純矢、榎木淳弥、M・A・O、坂本千夏、山口眞弓、重松花鳥、櫻井孝宏、山田きのこ、竹内順子、松本美和、徳光由禾、片山福十郎、ランズベリー・アーサー、朝井彩加、山谷祥生/野田順子、高橋直純、遠近孝一、浦和めぐみ、小野大輔/松岡茉優
配給:東映
©本郷あきよし・東映アニメーション