『AI崩壊』の大ヒット御礼舞台挨拶が2月5日(水)に大阪ステーションシティシネマで行われ、大沢たかお、岩田剛典、入江悠監督が登壇した。

大沢は「1年半前に撮影をしました。この作品は大阪でも撮影をしてるので、ずっと来たかったのですが、今日ようやく来ることができました」と挨拶。入江監督は「大阪の撮影は地下だったのでようやく地上に出ることができました(笑)この晴れやかな舞台に来られてうれしいです」と笑いを誘った。

大阪での撮影の様子について大沢は「地下でずっと走ってました(笑)なのでなかなか地上に出ることもなく大阪をあまり満喫できませんでしたね」と言いつつ、スクリーンに大沢が大阪・通天閣前で撮影した写真が公開されると、大沢は「何もしてないは嘘ですね(笑)実は撮影終わった後に、通天閣近くでスタッフみんなでご飯を食べました。大阪の思い出の一枚です」と振り返った。

今回初共演となった大沢と岩田だが、それぞれの印象について岩田は「撮影する前はクールな印象だったんですが、全然違って気さくでコミュニケーションも取ってくださるのでだいぶ印象が変わりました」と話し、大沢は「本当にかっこいいし、どこへ行っても人気者。でも撮影になると緊迫した姿で俳優としてもオーラがあって刺激を受けました。撮影中は全然お話できなかったので、終わってからたくさん話をしました。次の三代目J SOUL BROTHERSのオーディションはいつあるの?とか年齢制限を聞いたりしましたね」というと岩田が「HIROさんに相談しておきます」と言い、会場は笑いに包まれた。

さらに、舞台挨拶では“どうしても大阪に来られなかった”という、大沢演じる桐生の義弟・西村悟役を演じた賀来賢人からサプライズで「大阪のみなさんこんばんはー!賀来賢人です」と生電話で挨拶がすると会場のボルテージも最高潮に。会場の盛大な拍手を受け、「素敵!大阪大好きです!」と賀来も喜びをあらわにした。賀来から「まだ観ていない方は最初から最後までスピーディーにいろんなことが展開する最高のエンターテインメントになっています。観たことある方は何度見ても違う発見があるし、また違う捉え方ができるラストになっていると思うので、ぜひ皆さん最後まで楽しんでいってください」と想いを語った。

最後に入江監督は「日本映画でなかなか近未来をテーマにした映画は作れないので、この映画を皆さんの手で育ててくれると嬉しいです。未来についてやAIについて考えましたなどでも構いません。いろんな形で感想を言っていただけると励みになります!」、岩田は「本当に製作陣の熱量と夢が詰まったメッセージ性の強い作品です。映画を観終わったあと、すぐに語りたくなるような作品になっていますので、ぜひ感想を投稿していただけると嬉しいです。」、大沢は「この作品はターニングポイントになったシーンが大阪の撮影で、僕たち全スタッフにとってとても大事な場所が大阪になりました。この作品を皆さんに楽しんでいただきたいですし、気に入っていただけましたら、いろんな人に声をかけてください」と本作をアピールした。

AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本。大沢たかお演じる主人公の桐生浩介は、天才科学者で画期的なAIの開発者。その桐生が開発したAIが突如として暴走し、日本中がパニックに陥る。年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴・・・など国民の個人データを完全に掌握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始めるという驚愕の展開が待ち受ける衝撃的な本作。映画『キングダム』の王騎役でも圧倒的な存在感を見せつけた大沢たかおが主演、社会派サスペンス映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』の入江悠が監督・脚本を務める。

映画『AI崩壊』は全国で公開中!
監督・脚本:入江悠
出演:大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス/岩田剛典、髙嶋政宏、芦名星、玉城ティナ、余貴美子、松嶋菜々子/三浦友和
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2019 映画「AI崩壊」製作委員会