『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の試写会イベント開始が2月6日(水)に都内で行われ、杉山すぴ豊、小林麗菜が登壇した。

多くの“DCアンバサダー”が駆けつけ、大興奮の中で行われた上映が終わると、杉山すぴ豊と小林麗菜が登壇。杉山による作品の解説や交えながら、キャラクターの魅力や、『スーサイド・スクワッド』からの変化などが語られた。

『スーサイド・スクワッド』(2016)で高い評価を得たマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインだが、そのハーレイ・クインが主役となる本作では、女性監督であるキャシー・ヤンが監督を務めているが、そんな本作について「エロっぽくなく、かっこいい」と表現した杉山に、「セクシーなコスチュームもありましたけど、見ていてスカッとするかっこいいアクションが印象的」と同意する小林。

本作では、主演とともにプロデューサーも務めるロビー。『スーサイド・スクワッド』以降のジョーカーと破局したハーレイ・クインの心境や見た目の変化などが語られる中で、ロビー自身が“女の子が暴れまわる映画が作りたい”と考えたことからプロデューサーも務めることになったことが語られた。女性が中心となって作り上げた本作について、小林も「(見ることに対して)構えてしまう人もいると思うんですけど、(本作は)構えずにスッと見ることができます」とアピールした。またファッションの面でも、『スーサイド・スクワッド』に比べて衣装が多く、小林は「視覚的に楽しい映画」と語った。

また、DC映画では昨年公開された、第76回ヴェネチア国際映画祭で最優秀作品賞となる金獅子賞を受賞するなど話題をさらった『ジョーカー』に続く作品とあって、杉山は「『ジョーカー』の次にこれをもってくるのは、DCって懐が深い(笑)」とコメントし、会場は笑いに包まれた。

さらに、「アクションシーンが美しい!」と興奮気味に語る小林は、本作でのハーレイ・クインについて「自分じゃなれないけど、憧れを持つ」とコメントし、「何度も見たくなる映画」と本作をアピールした。

アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のシャロン・テート役など今最もハリウッドで輝き注目される女優のマーゴット・ロビー。そんなマーゴット史上最高に可愛いハマり役、セクシーでクレイジーなのにめちゃめちゃキュートな“悪カワ”ヒロインがハーレイ・クインは、スクリーン初登場の『スーサイド・スクワッド』(2016)は公開時に『スター・ウォーズ』シリーズの新作を上回るバズを記録(comscore調べ)、世界のみならず日本でも数々の有名人がハーレイ・クインのコスプレとツインテールを披露し、世界中のハロウィンの仮装でハーレイ・クインが一気に定番かつ注目キャラクターとなるなど、極悪ヒロインなのにオシャレでカラフルさが話題のキャラクターだ。

【写真・文/編集部】

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は2020年3月20日(金)より全国で公開!
監督:キャシー・ヤン
出演:マーゴット・ロビー、ユアン・マクレガー
配給:ワーナー・ブラザース映画
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