天才発明家VSカリスマ実業家を描く映画『エジソンズ・ゲーム』の場面写真が解禁された。
世紀の発明王トーマス・エジソンほどの天才にも、最強のライバルがいた。彼の名前はジョージ・ウェスティングハウス、〈頭脳でトップに立つクリエイター〉であるエジソンに対して、〈戦略で支配を広げるカリスマ実業家〉だ。本作では、この二人による壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描く。天才発明家エジソンを演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。世界的偉人のイメージを180度覆し、「SHERLOCK/シャーロック」を彷彿とさせる、奇才のダークヒーローを怪演。対するライバルのウェスティングハウスにはマイケル・シャノン。さらに、二人の対決の鍵を握る若き天才科学者テスラにニコラス・ホルト、エジソンを支える助手をトム・ホランドが演じる。
今回解禁された場面写真は、現在公開中の『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』への出演でも注目を集めるマイケル・シャノン演じるカリスマ実業家ジョージ・ウェスティングハウスを捉えたもの。ウェスティングハウスは目的のために手段を選ばないエジソンとは対照的な人物。脚本を務めたマイケル・ミトミックはウェスティングハウスについて「このセリフは劇中にも出てくるんだけど、『良い働きをする人間は与えられた時間で適切な仕事をする』と彼は言ったんだ。それで彼は、従業員が野球をしに行けるように、土曜日を半分休みにした」と明かす。
シャノンはそんなウェスティングハウスについて「彼は優しくて、思いやりがある人間だったらしい。僕は英雄を演じるのは得意ではないけれど、それでもその人に近くなるよう努力はしたよ」とこれまで悪役を演じることが多かった彼ならではの悩みを明かした。
エジソンとウェスティングハウスは実際に会うことはほとんどなく、戦いの中心は新聞の記事を通してだったという。それはこの作品でも同様で、エジソンとウェスティングハウスが同じ画面に映ることは多くなかった。シャノンは「僕らは一緒に時間を過ごすことはあまりなかった。でも、最後の方に一緒の場面があって、人生の脚本を教えてくれるその場面の脚本は本当によく書かれていて、その時の撮影はとても楽しかったよ」と短いながらも濃密であったカンバーバッチとの撮影を振り返る。
カンバーバッチは最強のライバルを演じたシャノンについて「マイケルは最高だ。マイケルは豪快な人だ。彼は人としていろんなものを持っている人だ。落ち着いているし、冷静で、でも冷たいとかではなく落ち着きがあるって意味で。彼といると本当に心地がいいんだ」と劇中の彼らの関係では想像できないほどの絶賛をしている。豪華俳優陣と製作陣によって完成した壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描いた本作での二人の演技バトルからも目が離せない。
映画『エジソンズ・ゲーム』は2020年4月3日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マイケル・シャノン、トム・ホランド、ニコラス・ホルト
配給:KADOKAWA
©2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.