小さな焼き物の里を舞台に家族の再生の物語を描いた映画『未来へのかたち』に大塚寧々が出演することが発表され、併せて特報映像が解禁された。
愛媛県にある小さな焼き物の里・砥部町を舞台に制作された家族の再生の物語を描いた本作。現存する陶石採掘場や実際の窯元、焼き物などを使用して撮影され、職人の熱い想いを描く。主演の伊藤淳史が窯元の主人・竜青を演じる。共演には竜青の妻・幸子役に内山理名、竜青の兄・竜哉役に吉岡秀隆、竜青の父親・竜見役に橋爪功。また、竜青の娘・萌役には若手女優・桜田ひより、窯元で働くアルバイト・武役には「仮面ライダーエグゼイド」でエグゼイドを務め、注目を集めている飯島寛騎が出演。『瀬戸内海賊物語』や『ポプラの秋』など地域に密着し、人と人との絆を描いた作品を多く生み出している大森研一監督がメガホンをとる。
今回、本作にドラマ「おっさんずラブ」で黒澤部長の元妻・蝶子を演じ、幅広い世代から支持を得ている大塚寧々が出演することは発表された。大塚は伊藤ら演じる兄弟の母親役。併せて解禁された特報映像では、まだ2人が幼いころに不慮の事故で亡くなり、このことがきっかけで家族がバラバラになってしまう様子が描かれている。突如、町に戻ってきた兄のついた嘘で再燃される、職人気質で不器用な親子の対立。もう一度、家族としての絆を再生させることは出来るのか―。
特報映像
ストーリー
砥部焼・りゅうせい窯の主人である竜青(伊藤淳史)は、聖火台デザインコンペを勝ち抜き「磁器製の聖火台」制作へ一家で挑むことに。しかしそれには、敵対していた父や窯元たちの技術が必要であった。そこへ突然町に戻った兄・竜哉(吉岡秀隆) も交わり、封印していた「母(大塚寧々) の死」にまつわる父子の因縁が蘇る。激化する争いのなか、竜青の妻・幸子(内山理名) 、娘・萌(桜田ひより) 、バイトの武(飯島寛騎)家族が救いの手を差し伸べる。やがて、亡き母の遺したものこそが聖火台の完成へ向けた鍵となり、バラバラだった家族がそして町の心がひとつになろうとしていた。果たして巨大な聖火台は完成するのか!?
映画『未来へのかたち』は2020年6月より愛媛先行公開、7月3日(金)より丸の内TOEIほか全国で公開!
監督・脚本・編集:大森研一
出演:伊藤淳史、内山理名、吉岡秀隆、橋爪功、桜田ひより、飯島寛騎(男劇団 青山表参道X)、宮川一朗太、川野太郎、六平直政、大塚寧々(特別出演)、三谷麟太郎、山口太幹/小川隆市、剛州
配給:スターキャット
©2020「未来へのかたち」製作委員会