実録コミックエッセイを映画化した『酔うと化け物になる父がつらい』の原作者・菊池真理子が描き下ろしたイラストポスターが解禁された。
アルコールに溺れる父を持った作者・菊池真理子の実体験に基づくコミックエッセイを原作とした本作。主人公・田所サキを演じるのは松本穂香。自分の気持ちに蓋をするサキの感情の機微を、繊細な演技で体現している。酔うと“化け物”になるサキの父・田所トシフミを演じるのは渋川清彦。さらに、ともさかりえ、今泉佑唯、恒松祐里、濱正悟、浜野謙太といった個性豊かな俳優陣が集結。メガホンをとるのは、自身初の長編映画となった『ルームロンダリング』(18)で注目を浴びた新鋭・片桐健滋。
今回、原作者の菊池真理子が映画のために描き下ろしたオリジナルポスターが解禁された。映画の場面写真をイラストにし、キャストそれぞれが演じるキャラクターの表情を捉えた唯一無二のポスターに仕上げた。また、描き下ろしポスターとともに菊池先生からコメントが寄せられた。
菊池真理子 コメント
泥酔する親の元に育った人、今現在お酒が手放せない人、お酒には特に思いいれのない人、
親との仲が良好な人、縁を切った人・・・。
もしかしたらこの映画は、見る人によって、少しずつ違う思いを抱かせるものかもしれません。
けれど誰もが、自分が何をされてきたのか、自分が何をしているのかを、考えずにはいられない。
私は主人公のサキちゃんを見て、自分の身に起こったことを、本当の意味で知りました。
私と父の気持ちを、当人以上に主演のお二人が考えてくださったこと、
この先忘れることはありません。
映画『酔うと化け物になる父がつらい』は2020年3月6日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で公開!
監督:片桐健滋
出演:松本穂香、渋川清彦、今泉佑唯、恒松祐里、濱正悟、浜野謙太、ともさかりえ
配給:ファントム・フィルム
©菊池真理子/秋田書店 ©2019 映画「酔うと化け物になる父がつらい」製作委員会