『ソニック・ザ・ムービー』の公開アフレコイベントが2月18日(火)に都内で行われ、中川大志、山寺宏一が登壇した。

今回公開アフレコを披露したのは、本作で主人公ソニック役を務める中川大志と、敵対する悪の天才科学者ドクター・ロボトニック役を演じる山寺宏一。中川は本作が声優3度目となるが、山寺のことを恩師と慕う中川にとって山寺本人の前でのアフレコは初挑戦となった。

中川にとって中学生時代の2012年から2年間出演した「おはスタ」で共演した山寺は「恩師でありお父さんのような存在。僕の大好きな先輩です」と明かし、今回のイベントで再び共演することになって「ド緊張」とまさに緊張した面持ちで語った。

そんな中川は、本作について「ゲームで慣れ親しんだ大好きなキャラクターなので、まさかお話をいただけるなんて思っていなかったので最初は驚いた」と明かし、また実際にマネージャーからオファーを聞いたときは「一度断らせていただいた」というほど特別なものだったことを明かした。しかし、その後「後悔するんじゃないかと、一度チャレンジさせてください」と考え直したことを明かした。

すでに行われたというアフレコは別々に行ったという中川と山寺。この日は初めて二人でアフレコを行うということもあって「ドキドキしてビビっていました」とコメントした中川。無事アフレコを終えると「近くにいてくださった方だからこそ、一緒にやらせていただくのは緊張感がありました」という中川に、山寺は「本当に素晴らしいです。“たいしたもんだ”」と、「おはスタ」でのコーナー名「たいしのたいしたもんだ!」にかけてコメントし、会場を沸かせた。

また、アフレコ前にはソニックを作り上げたチームとイメージの話し合いをしたという中川。その際にソニックのキャラクターについて「子どもがあこがれる近所のお兄ちゃんみたいなイメージで作った」と聞いたといい、作りこんだキャラクターを演じるうえで「たくさん表情があるのでそこを丁寧に伝えたいという思いで、納得いくまで何テイクもやらせていただきました」と明かした。

最後に山寺は「どなたでも楽しんでいただける最高のエンターテインメントです。ソニックが本当に魅力的です。その吹替をしている中川大志も最高です」と絶賛、中川は「日本が誇るキャラクターだと思っています。そんなソニックが日本で公開されます。お子さまから大人まで楽しんでいただける映画です。そして必ずソニックを好きになってもらえる、より知ってもらえる映画になっています。劇場で体感していただければ」と本作をアピールした。

1991年にゲーム1作目が発売され、目にも止まらぬスピードで駆け抜けるゲーム性と、音速で走る青いハリネズミ・ソニックのキャラクターが日本を始め、世界のゲームファンの心をつかみ、愛され続ける「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」シリーズ。本作は、宇宙最速で走るパワーを授かった青いハリネズミのソニックが、警官のトムとバディを組み、宿敵マッドサイエンティスト、ドクター・エッグマンの恐るべき陰謀に立ち向かうべく、世界を股に繰り広げるアクション満載の冒険エンターテイメントに仕上げた。ソニックとバディを組むことになる警官役をジェームズ・マースデン、ドクター・エッグマン役をジム・キャリーが演じる。

【写真・文/編集部】

映画『ソニック・ザ・ムービー』は2020年3月27日(金)より全国で公開!
監督:ジェフ・フォウラー
出演:ベン・シュワルツ、ジェームズ・マースデン、ジム・キャリー、ティカ・サンプター
配給:東和ピクチャーズ
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