「若草物語」を四姉妹の次女・作家志望ジョーの視点から斬新にアレンジした『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のティモシー・シャラメの姿を捉えたシーン写真が解禁された。
19世紀を代表する⼥性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー⼩説「若草物語」を、『レディ・バード』でその類まれなる表現⼒で映画界に新⾵を巻き起こし、アカデミー賞監督賞をはじめ5部⾨ノミネートを果たしたグレタ・ガーウィグ監督が繊細にそしてみずみずしく描く本作。本作で描かれるのは、世界中で愛され続ける大ベストセラー作家、ルイーザ・メイ・オルコットが自らの生き方を重ねて書き上げたジョー・マーチの物語。主人公ジョー役をシアーシャ・ローナン、ジョーのソウルメイトであり彼女に愛を告白するローリー役をティモシー・シャラメが演じる。エマ・ワトソン、エリザ・スカンレンフローレンス・ピューが共演。
今回、1800年代のアメリカ・ヨーロッパの社交界を舞台に、浮世離れした美しい姿を披露するティモシー・シャラメの姿を堪能できるシーン写真6点が解禁された。『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー賞にノミネート、ガーウィグの過去作『レディ・バード』にも出演、世界的にスポットライトを浴びるティモシー・シャラメ。本作ではマーチ家の4姉妹の近所に住み、最終的には姉妹のうちの二人と恋に落ちることになる資産家の孫・ローリーを演じているが、4姉妹の次女ジョーを演じたシアーシャ・ローナンは彼について「『レディ・バード』でお互いをすでに知っていたことは、すぐに兄弟姉妹のような関係になるのに本当に役に立ったわ」と言い「同じ俳優とまた一緒に仕事することで得られる安心があるの。彼は俳優としてとても勇気がある。彼の何度でもリスクを負うところは、本当にローリーを演じるにぴったりだったわ」 と、『レディ・バード』とはまったく違う場所と時代でシャラメと再会できたことが嬉しかったと撮影後の印象を語っている。
ティモシーが身に纏うクラシックな衣装は全て、第92回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したジャクリーン・デュランが本作の世界観に合わせて手掛けたオリジナル衣装。要注目なのは彼女が「フランスの画家ジェームズ・ティソが1868年に描いたパリの男たちの絵を参考にした」と語るクラシックなスーツ姿。少年時代のローリーが着用する少し癖のあるはみだし者みたいな服装と違い、大人になってヨーロッパで過ごすようになってから着用するようになった、ヨーロッパ・シックな装いをベースにローリー独特のちょっとしたひねりを加えて、流行のファッションとは一味違うスーツ姿を着こなす、まるで絵画の中から現れたような美麗なショットに注目だ。
映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は2020年3月27日(金)より全国で公開!
監督・脚本:グレタ・ガーウィグ
原作:ルイザ・メイ・オルコット
出演:シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピュー、エリザ・スカンレン、エマ・ワトソン、ローラ・ダーン、メリル・ストリープ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント