曜日ごとに異なる7人の僕たち―『水曜日が消えた』の場面写真が解禁された。
本作は、1人の人間の内側で、曜日ごとに入れ替わって暮らしている7人の“僕”が主人公。他の“曜日”とは、直接会うことはできず、日記を通してのみ間接的に互いを知っている。そのうちの最も地味でつまらない1人、通称“火曜日”の視点を通して描かれていく世界の物語。主人公を演じるのは、「日経トレンディ」が選ぶ「2019年 来年の顔」に選出され、話題作への出演が相次ぐ中、『凪のお暇』のゴン役でも大きな話題を呼んだ中村倫也。メガホンをとるのは次の時代を担う気鋭の映像クリエイター100人を選出するプロジェクト「映像作家100人2019」に選ばれるなど注目を集める吉野耕平。
今回解禁された場面写真では、中村倫也演じる“火曜日の僕”と、彼を取り巻く登場人物たちの一コマが切り取られている。一ノ瀬と体育座りで佇んだり、瑞野と図書館のカウンターで何かを見つめたり、高橋と一緒にコントラバスを弾く姿からは普通の青年としての“僕”の日常が垣間見えるが、安藤と新木の前で線に沿って真っ直ぐに歩こうとする姿は何かの検査をうけているようであり、“僕”に“何かが”起こっていることを明示している。穏やかな表情の写真から一変し、携帯を見つめ驚いたり、紙が舞い散る中で唖然としている様子は“火曜日の僕”が否応なしに何かに巻き込まれていく様が明らかになる。
また、3月14日(土)より 公式ホームページ限定で、中村倫也の手書きタイトル入りのビジュアルが使用されたムビチケが発売されることが決定した。“7人の僕”のイラストが施されたオリジナルチケットホルダーが特典となっている。
映画『水曜日が消えた』は2020年5月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本・VFX:吉野耕平
出演:中村倫也/石橋菜津美、中島歩、休日課長/深川麻衣、きたろう
配給:日活
©2020『水曜日が消えた』製作委員会