大人のための感動のファンタジー『恐竜が教えてくれたこと』や『ドクター・ドリトル』など児童文学を原作とした映画がこの春、劇場に登場する。
色とりどりの思いが世代を超えてつながっていく、大人のための感動のファンタジーである本作。アンナ・ウォルツの児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」を映画化。都会の喧噪とは遠く離れた避暑地の島を舞台にした本作は、現実と空想の狭間を行き来する少年の姿を繊細なタッチで描くとともに、風変わりで謎めいたテスにぐんぐん心惹かれていくサムの甘酸っぱい初恋物語を軽やかなユーモアたっぷりに映像化。子供たちが家族や大切な人たちと触れ合いながら、目覚ましい成長を遂げていくひと夏の一瞬一瞬を愛おしく輝かせている作品に仕上がっている。
これまでも、『モモ』や『赤毛のアン』はもちろん、『ハリー・ポッター』シリーズ、『パディントン』や『ワンダー 君は太陽』など、児童文学を原作とした実写映画は名作だらけ。子どもだけでなく、子どもの頃の気持ちを思い出せるとして大人も楽しめる作品になっていることが多い。子どもの頃に読んでいた児童文学。魔法や不思議の詰まった、あのワクワクする世界が実写となり、さらに原作本と合わせて読めば、優しい世界観に浸れること間違いなしだ。そんな中、新生活を迎える春にぴったりな児童文学を実写化した映画『恐竜が教えてくれたこと』と『ドクター・ドリトル』の2作品がこの春、公開される。
『恐竜が教えてくれたこと』
【3月20日(金)公開】
オランダの児童文学「ぼくとテスの秘密の七日間」が原作。オランダ北部の島に、家族で夏のバカンスにきていた11歳の少年サム。彼は、「地球最後の恐竜は、自分が最後って知ってたのかな」と悩む、小さな哲学者のような男の子。そんな彼が不思議な魅力にあふれた少女テスと出会う。そんなテスにサムはどんどん魅かれていく。ある日サムは、テスからある重大なことを打ち明けられる。死んだと知らされていたパパを、ママには内緒で島に招待したというのだ。娘がいるなんて知らないパパに、娘の存在をどんな風に知らせるのか・・・。テスとサムの秘密の計画が実行される。
『ドクター・ドリトル』
【近日公開】
100年以上にわたり世界中で愛読されているヒュー・ロフティングの児童文学「ドクター・ドリトル」シリーズが原作。名医ではあるが変わり者で、動物と話せるドリトル先生は、世間から遠ざかり、さまざまな動物たちとひっそり暮らしていた。しかし、若き女王が重い病に倒れたことを耳にしたドリトル先生は女王を救うことができる唯一の治療法を求めて、頑固なオウム、臆病なゴリラら個性的な仲間たちと伝説の島へと出発する。冒険を続ける中で、先生の過去、国を揺るがす陰謀など、さまざまな事実が明らかとなっていく。
映画『恐竜が教えてくれたこと』は2020年3月20日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国で公開!
監督:ステフェン・ワウテルロウト
出演:ソンニ・ファンウッテレン、ヨセフィーン・アレンセン
配給:彩プロ
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映画『ドクター・ドリトル』は近日公開!
監督:スティーヴン・ギャガン
出演:ロバート・ダウニーJr.、アントニオ・バンデラス、マイケル・シーン、ジム・ブロードベント
声の出演:エマ・トンプソン、ラミ・マレック、トム・ホランド、オクタヴィア・スペンサー、ジョン・シナ、マリオン・コティヤール、セレーナ・ゴメス、レイフ・ファインズ
配給:東宝東和
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