10年に渡る“イップ・マン”シリーズの集大成!ドニー・イェン主演『イップ・マン 完結』の予告編が解禁された。

ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結版となる本作『イップ・マン 完結』。香港電影金像奨(香港アカデミー賞)で9部門(監督賞、新人賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装&メイクアップ賞、アクション監督賞、オリジナル作曲賞、音響効果賞)にノミネート。今年、生誕80周年を迎えるブルース・リーが唯一“師”と認めた詠春拳イップ・マンを演じるのはドニー・イェン。人生の終着点へと向かうイップ・マンの、武術家としての誇りと父親としての思いを演じ切り、物語を完結に導く。監督は、アクションとドラマの感情表現の両方に手腕を発揮、シリーズ全作品を成功に導いた俊英ウィルソン・イップ。前作に続いてアクション監督を担うのは、『イップ・マン外伝 マスターZ』では監督も手掛けたユエン・ウーピン。

今回解禁された予告編は、悪性腫瘍が見つかったイップ・マンが、残された時間を使い、愛弟子であるブルース・リー(李小龍)に会うためサンフランシスコへ渡る場面から始まる。しかし、そこで西洋人に中国武術を伝えるブルース・リーが中華街の掟を破った者として師匠たちの怒りを買っていることを知ったイップ・マンは、ブルースを庇い、太極拳の達人であり、中華総会長のワン(ウー・ユエ)と対峙することに―。

お互いの信念をかけて、無言でガラスの円卓を押し合う場面は必見だ。さらに、異国で暮らす同郷の人々を追い詰めていたアメリカ海兵隊軍曹バートン(スコット・アドキンス)の暴挙に、「不正に立ち向かう、それが武術を学んだ理由だ」と、病に侵された身体で最期の闘いに挑むイップ・マンの姿には思わず胸が熱くなること間違いなし。

前作では激闘シーンがなかったチャン・クォックワン演じるブルース・リーのヌンチャク姿などおなじみの場面や台湾のアイドルグループF4のヴァネス・ウーの姿も捉える。そしてシリーズファンには印象的な前3作品のシーン(『イップ・マン 序章』池内博之演じる三浦との闘い、『イップ・マン 葉問』サモ・ハン・キンポ―演じるホンとの闘い、『イップ・マン 継承』マイク・タイソン演じるフランク、マックス・チャン演じるチョン・ティンチとの闘い)も回想され、まさに完結となる本作の公開に期待が高まる。シリーズ作品すべてを手掛けた川井憲次の音楽もその世界観を盛り上げる。イップ・マンのドラマティックで美しいアクションの集大成、そしてイップ・マンの生き様を目撃しよう。

予告編

映画『イップ・マン 完結』は2020年5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国で順次公開!
監督・製作:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、ウー・ユエ、ヴァネス・ウー(F4)、スコット・アドキンス、チャン・クォックワン
配給:ギャガ・プラス
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