4月10日(金)に予定していた第40代ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカを日本人若手監督が追ったドキュメンタリー映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』の公開が延期されることが決定した。

4月10日(金)より公開を予定していた本作『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』について、配給を行うKADOKAWAは4月2日(木)に「新型コロナウイルス感染拡大に伴う各行政機関の発表、及び感染拡大の予防対策のためご来場されるお客様の安全と健康を第一に考え、公開を延期することにいたしましたのでお知らせします。」と発表。

延期後の公開日は未定で、決定次第公式サイト、公式SNS等で発表される。前売券(ムビチケ)は、延期後の上映時に使用することができる。

2010年から5年間、南米の小国ウルグアイの大統領を務めたムヒカは、収入の大半を寄付。公邸に住むことを拒み、愛妻と愛犬と共に小さな農場で質素な暮らしを続け、いつしか“世界でいちばん貧しい大統領”と呼ばれるようになった。2012年にブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議でムヒカは先進国の大量消費社会を強く、しかし優しい口調で批判。その名スピーチは、たくさんの言葉に翻訳され、世界中の多くの人々に影響を与え、日本では「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)という絵本にもなった。本作は、テレビ番組の取材でムヒカにインタビューした田部井監督が、その後も取材を重ね、彼の生き方や言葉に触れながら、ムヒカと日本の知られざる関係を紐解いていく感動のドキュメンタリー。

映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』は2020年4月10日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国で順次公開!
監督:田部井一真
出演:ホセ・ムヒカ、ルシア・トポランスキー
配給:KADOKAWA
© 2020「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」製作委員会