4月24日(金)に予定していたイザベル・ユペールが魅せる、このうえなく美しく繊細な人生の物語『ポルトガル、夏の終わり』の公開が延期されることが決定した。

本作『ポルトガル、夏の終わり』について、配給のギャガは4月8日(水)に「新型コロナウィルスの感染拡大ならびに、この度の緊急事態宣言を受け、公開延期を決定いたしましたことをお知らせいたします。」と発表。

延期後の公開日は未定で、決定次第公式サイト等にて発表される。購入済みの前売券は、延期後の上映にも使用することができる。

 『ポルトガル、夏の終わり』公式サイト

アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた『エル ELLE』など、観る者を常に魅了してきたフランスの至宝イザベル・ユペール。アイラ・サックス監督の『人生は小説よりも奇なり』(14)に惚れ込んだユペールは、自ら監督にラブコールを送り、それを受けた監督がユペールのために本作を書き下ろした。本作は、そんなイザベル・ユペール主演で贈る、儚くも美しい人生の物語だ。ヨーロッパを代表する女優フランキーは、夏の終わりのバケーションと称し、ポルトガルの世界遺産の町シントラに一族と親友を呼び寄せる。自らの死期を悟った彼女は、亡きあとも愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしたのだ。しかし、それぞれに問題を抱えた家族たちの選択は、次第にフランキーの思い描いていた筋書きから大きく外れていき―。

映画『ポルトガル、夏の終わり』
監督・脚本:アイラ・サックス
出演:イザベル・ユペール、ブレンダン・グリーソン、マリサ・トメイ、ジェレミー・レニエ、パスカル・グレゴリー、ヴィネット・ロビンソン、グレッグ・キニア
配給:ギャガ
© 2018 SBS PRODUCTIONS / O SOM E A FÚRIA © 2018 Photo Guy Ferrandis / SBS Productions