ジェラルド・バトラー主演『エンド・オブ・ステイツ』のブルーレイに収録される映像特典「リアリティの追求」の一部が公開された。
『エンド・オブ・ホワイトハウス』(13)、『エンド・オブ・キングダム』(16)で、未曾有のテロ事件から救ってきたシークレット・サービス最強の男マイク・バニングの雄姿が描かれる本作。名優モーガン・フリーマン演じるトランブルが、前作の副大統領から大統領に昇格し、彼の命を守るべく任務遂行する。空から降り注ぐ大量のドローン爆弾に襲われる圧巻の戦闘シーンに始まり、ノンストップで次から次に展開される怒涛のアクション―そしてバニングはまさかの事態に陥り、世界大戦の危機が迫る―。
本作のブルーレイには、監督と技術スタッフがロケ地の秘話や撮影方法について語る貴重な映像特典「リアリティの追求」が収録されているが、今回その内容の一部が公開された。公開された映像は、ロンドンの湖上でモーガン・フリーマン演じるアラン・トランブル大統領が、空から降り注ぐ大量のドローン爆弾に襲われる爆撃シーンの裏側だ。リック・ローマン・ウォー監督が現実的かつ斬新さと大胆さを求めた爆撃シーンについて、プロダクションデザイナーのラッセル・デ・ロザリオは「開発が進むドローンを使い、現代的な部分も見せたかった」と、近年産業用やホビー用で急速に広まった“ドローン”に着目した経緯を語る。
監督は「ドローンについては、かなり調べた。軍などのあらゆる組織がドローンを使ってるのは、明白だ。驚異的な戦争兵器になりつつある」とドローンの威力と現代の実情を明かし、様々な情報収集と共有を繰り返すなかでラッセルも「近い将来、遠隔操作での戦闘が可能になると、調べれば調べるほど確信したよ」と当時を振り返った。続けて、「そこで戦闘用ドローンの姿や仕組みを考えた。人工知能を備え、知覚を持つ生命体のイメージだ。未熟な部分も含めてね」と“ドローン爆弾“の制作秘話を語った。現代の象徴ともいえるドローンと人工知能の掛け合わせにより、3作目を迎えた本作に、新しい爆撃シーンが誕生した。
本作は、公開された一部の映像以外にも80分を超える豪華映像特典が収録されている。
映像特典「リアリティの追求」の一部
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