世界各国の映画祭とYouTubeによるオンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」が5月29日(金)から10日間にわたって開催されることが発表された。
トライベッカ映画祭を主催するトライベッカ・エンタープライズとYouTubeが共同で発表したこのオンライン映画祭では、国際的な映画製作者コミュニティを結集し、世界中の観客へ無料で映画祭プログラムを提供する。カンヌ国際国際映画祭やベルリン国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭などの世界三大映画祭をはじめ、東京国際映画祭など多くの映画祭が参加する。
オンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」は5月29日から6月7日まで、 YouTube.com/WeAreOneにて開催。プログラムは無料で視聴することができ、長編、短編、ドキュメンタリー、音楽、コメディやトークなどが公開される予定。全てのスケジュールは映画祭開催までに発表される。
参加映画祭
アヌシー国際アニメーション映画祭、ベルリン国際映画祭、ロンドン映画祭、カンヌ映画祭、グアダラハラ国際映画祭、マカオ国際映画祭、エルサレム国際映画祭、ムンバイ映画祭、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭、ロカルノ映画祭、マラケシュ国際映画祭、ニューヨーク映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭、サラエヴォ映画祭、サンダンス映画祭、シドニー映画祭、東京国際映画祭、トロント国際映画祭、トライベッカ映画祭、ヴェネツィア映画祭など
トライベッカ映画祭の共同創設者で最高経営責任者(CEO)のジェーン・ローゼンタールは「私たちは、国境や違いを超えて人々を鼓舞し、団結させ、世界を癒すために映画が果たす独特で強力な役割についてよく語り合っています。今、まさに世界の全ての人々が癒しの力を必要としています。『We Are One: A Global Film Festival』では、キュレーター、アーティスト、そして映像制作者が一丸となって、世界中の観客にエンターテインメントと安らぎを提供します。素晴らしい映画祭パートナーやYouTube と協力し、各映画祭のユニークさを誰もが体験し、映画の力や芸術の独自の楽しみ方を皆さんが味わうことができればと願っています」とコメント。
また、東京国際映画祭チェアマン・安藤裕康およびフェスティバル・ディレクター・久松猛朗は「『We Are One: A Global Film Festival』に参加できることを大変嬉しく思います。全ての人にとって困難な状況の中開催されるこのイベントは、映画関係者と映画ファンが一体となって『映画を観る喜び』を共有する映画祭の素晴らしさをリマインドさせてくれるとともに、暗闇に一条の光を灯すとても重要で有意義なものだと思います」とコメントを寄せている。