奇想天外!前代未聞のミステリー・エンターテインメント『屍人荘の殺人』の「Blu-ray 豪華版」に収録される映像特典「ビジュアルコメンタリー」の一部が公開された。
新人作家としては前代未聞の国内主要ミステリー賞を総なめにした今村昌弘のデビュー作「屍人荘の殺人」を木村ひさし監督が映画化。出演者には、当代随一の若手実力派俳優・神木隆之介、コメディエンヌとしても才能を開花させた大人気女優・浜辺美波、そして人気急上昇中の今最も旬な俳優・中村倫也ほか若手からベテランまで邦画界を代表する個性豊かな俳優陣が大集結。また、主題歌は中田ヤスタカが書下ろし、Perfumeが唄う新曲「再生」。
今回、本作の「Blu-ray 豪華版」に収録されるビジュアルコメンタリーの一部が公開された。神木隆之介、浜辺美波が、本編ダイジェスト映像とメイキングで構成された映像を見て、撮影当時を振り返る、“ここでしか見ることができない”作品の謎に迫った【前代未聞】の映像だが、オープンコールからハイテンションで盛り上げる2人。明智役の中村倫也は、仕事の都合で欠席となったが冒頭では2人から中村へメッセージが送られた。
本編が始まると、撮影当時のエピソードや、当時の思いを次々に明かしていく。とても個性的でキャラクターの強い明智を演じる中村の演技について神木が「僕の中で、ともくん(中村倫也)自体が“不思議な人”だったから、特に、何の違和感もなかった」と当時受けた印象を明かしたり、浜辺が演じる剣崎比留子がスパゲッティを頬張るシーンでは、応援上映のように映像に向かって声をかけたり、さらに紫湛荘の支配人役の池田鉄洋が登場すると大盛りあがりでツッコミを入れたりと映像を楽しんでいる様子。
収録を終えた神木は「懐かしかった。映画って撮った時期と公開時期があってこうやってDVD になるっていう期間の間に結構月日が流れていますし、(出演者)それぞれの仕事もあったりして、当時は覚えていた細かい思い出とか発言とかって、忘れがちだったりする。こういう機会があって、また映像を見ると、そのシーンで起こった出来事だったり、言ったこと、すっごくツボに入って笑ったこところとか、全部思い出されて・・・。撮影がすごく楽しかったですし、笑っている事ばかりだったので、その気持がよみがえってすごく楽しい気持ちになりました。すごく楽しかった」と振り返った。
また、浜辺は初号試写(出演者やスタッフが見る試写)が神木、中村と違う回だったそうで「見終わった後も途中も、ワイワイ見られなかった。だから今日、神木さんと観ながら、笑ったりとかあーだこーだ言えたりとか本当に楽しかったです。ゆったり、楽しい感じで、共有できたのが嬉しかったです」と収録を楽しんだ。
これから映画本編や、このビジュアルコメンタリーを見る方への見どころを聞くと、「最初に見た時は、自分のお芝居を見ていたのですが、今もう1回見た時に、(出演している自分でさえも)“あれ、こんな事していたんだ、あんな事があったんだ”と発見出来た。DVDでは止めたり戻したり出来るので、是非是非、細かいところまで見てもらいたいです」と話した。
浜辺も「小ネタみないなものがすごく多いので、気になるところとか、ボソッと言ったセリフとか、巻き戻してもう1回見てもらうと、もっと深く理解できて、散りばめられた木村監督の面白さがもっと感じられる。この作品の“ミステリーだけじゃないところ”を楽しんで頂けると思うので、是非、テレビの機能をちゃんと使って観て頂きたいと思います」と2人とも“一時停止”や“巻き戻し”をして細かく見ると面白いと勧めた。
ビジュアルコメンタリーの一部
映画『屍人荘の殺人』ブルーレイ&DVDは2020年6月17日(水)発売!
■Blu-ray豪華版 6,800円(税抜)
■DVD 通常版 3,800円(税抜)
※6月10日(水)よりブルーレイ、DVDレンタル開始
監督:木村ひさし
出演:神木隆之介、浜辺美波、葉山奨之、矢本悠馬、佐久間由衣、山田杏奈、大関れいか、福本莉子、塚地武雅、ふせえり、池田鉄洋、古川雄輝、柄本時生、中村倫也
発売元:アミューズソフト 販売元:東宝
©2019「屍人荘の殺人」製作委員会