原作書影


現代医療制度・尊厳死・安楽死に向き合う社会派ヒューマン医療ドラマ『いのちの停車場』が映画化されることが決定した。

原作者・南杏子は都内の終末期医療専門病院に勤務し、命の終りを真摯に見つめる現役医師ながら、2016年に現代の終末期医療の在り方を問う感涙ミステリー「サイレント・ブレス」にて作家デビューを飾り、瞬く間に話題に。18年には日本の医療界の現実をえぐりながら、医師たちの成長と挫折を描いた感涙のヒューマンサスペンス「ディア・ペイシェント」を発表。さらに貫地谷しほり主演にてNHKでドラマ化されることも決定し、今一番の注目を集めている作家。

注目を集める南杏子の本日5月27日に発売される最新小説「いのちの停車場」(幻冬舎刊)は、今の日本の長寿社会における現代医療制度の問題点、そして尊厳死・安楽死などの医療制度のタブーに正面から向き合い、それらに携わる医師、患者、その家族が織りなす感涙必須のヒューマンドラマだ。各社との争奪戦の末勝ち取り、東映が映画化する本作は、これまでに数々のタブーに切り込み、唯一無二のエンタテインメントを追い求めてきた東映でしか製作することができない作品。監督・キャストは後日発表される。

南杏子(原作者)