シルベスター・スタローンの世界的代表作シリーズ最新作にして最終章『ランボー ラスト・ブラッド』の日本語吹替版が同時公開されることが決定した。
孤独な戦いは終わりを告げ、ようやく訪れた、“家族”と過ごす幸せな時間。その平穏が破られた時、男の怒りは頂点へ―。いまだベトナム戦争の悪夢にさいなまれる元グリーンベレー、ジョン・ランボー。孤独な戦いを経て、祖国アメリカへと戻ったランボーは、故郷アリゾナの牧場で、古い友人のマリアとその孫娘ガブリエラと共に、“家族”として穏やかな生活を送っていた。しかしガブリエラがメキシコの人身売買カルテルに拉致され、事態は急転する。愛する“娘”を救出するため、ランボーは元グリーンベレーのスキルを総動員し、想像を絶する戦闘準備を始めるのだった―。そして、ランボー史上最高の頭脳戦が今、はじまる。
今回、日本語吹替版の同時公開が決定した。ジョン・ランボー役を、長年に渡り『ランボー』シリーズを支えてきたささきいさおが務める。本作でランボーと死闘を繰り広げることとなる最大の敵、人身売買カルテルのボスであるマルティネス兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役には俳優、サックスプレーヤーとしてマルチに活躍し、近年ではNHK「みんなで筋肉体操」に出演し、ランボー顔負けの肉体美が話題となった武田真治、弟のビクトル・マルティネス役にはケンコバの愛称で親しまれ、劇場アニメ『プロメア』(19)や『ドラゴンクエスト・ユア・ストーリー』(19)など、多くの作品で声優を務めたこともあるバリトンボイスの美声の持ち主、ケンドーコバヤシが演じる。
天涯孤独だったランボーに出来た初めての“家族”であり、育ての親として守ってきた最愛の“娘”ガブリエラ役は、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」常守朱役や映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(19)テル役等、話題作に引っ張りだこの花澤香菜が務める。約40年に及ぶ大ヒットシリーズの最終章を彩る豪華吹替キャストも発表され、臨戦態勢は整えられた。
ささきいさお(ジョン・ランボー役)コメント
スタローンを始めて吹き替えたのは『勝利への脱出』だった。
鍛え上げた肉体を持つ若きヒーローだが、独特の低音も魅力だった。
『ランボー』も初めはナイーブな青年だった。
作品を重ねるごとに派手なアクションが売りになり、この『ラスト・ブラッド』でも悪は徹底的にやっつける。
こちらは声の演技だけだが、スタローンは70歳を過ぎても、逞しい体と激しいアクションを見せてくれる。
見事と言うしかない。
武田真治(ウーゴ・マルティネス役)コメント
ランボーは、自分が映画に夢中になるきっかけになった作品の一つです。
幼少時代、もの凄い衝撃を与えてくれた映画の続編に参加できるのは本当に光栄で、
これもひとえに筋肉のおかげだなと思いました(笑)
初挑戦の洋画の吹替えはとても難しく、これまでの役者の経験とはまた違った技術や
集中力が必要でしたが、ささきいさおさんやケンドーコバヤシさんの声に刺激を貰いながら
なんとか録り終えることができました。
73歳のスタローンの筋肉は本当に凄くて、年齢と筋肉量という観点では世界最高峰だと思います。
この映画を観た後は絶対に筋トレをしたくなると思います!
ランボーの40年間変わらない「やられたら、やられた以上にやり返す」という、
ちょっと歪んだ美学は必見。ぜひ皆さんもこの決死の復讐の目撃者になってください!
ケンドーコバヤシ(ビクトル・マルティネス役)コメント
まさかランボーシリーズのオファーがくるとは!普段からランボーには憧れていて、
「ケガをしたらウイスキーぶっ掛けて自分で縫って治したい」と思っているので嬉しかったです。
敵の極悪兄弟の弟役なのですが、あまりの悪さに自分でもビックリするくらい低い声が出ました。
今回のランボーの戦闘力もハンパなくて、過去に観た映画の中でも
かなりの上位に入る暴れっぷりで衝撃です。
すごくカロリーを使う映画なので、空腹厳禁!たんぱく質をとって映画館に観に来てください!
花澤香菜(ガブリエラ役)コメント
ランボーシリーズの最終章に関われたことを光栄に思います。私はガブリエラという、
とても綺麗で心の優しい女の子の声を担当させていただきました。
息をのむような激しい戦いが待っていますが、ランボーと彼女の微笑ましい関係性も
今作の魅力の一つだと思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです!
映画『ランボー ラスト・ブラッド』は2020年6月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督:エイドリアン・グランバーグ
出演:シルベスター・スタローン、パス・ベガ、セルヒオ・ペリス=メンチェータ、アドリアナ・バラーサ、イヴェット・モンレアル、オスカル・ハエナダ
配給:ギャガ
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