ジム・ジャームッシュ監督最新作『デッド・ドント・ダイ』のビル・マーレイのインタビュー特別映像が解禁された。
鬼才ジム・ジャームッシュ監督最新作となるゾンビ・コメディである本作。ジャームッシュ監督とは3度目のタッグとなる名優ビル・マーレイ。W主演を務めるのは、ジャームッシュ監督の前作『パターソン』でも主演を務めた俳優アダム・ドライバー。さらに、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツなど個性派揃いの常連組から、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズなど、新たに加わったベテランや若手スターまでが揃う。また、音楽ドキュメンタリー『ギミー・デンジャー』の主役でもあるカリスマロックミュージシャンのイギー・ポップや、公私ともに長年のパートナーであり、『バスキア、10代最後のとき』など監督としても活躍するサラ・ドライバー他、ジャームッシュ監督とゆかりの深い面々も参戦している。
本作でビル・マーレイが演じたのは、アメリカの田舎町センターヴィルの警察署長クリフ・ロバートソン役。のどかな風景がどこまでも広がる田舎町では、警察署長といえども、せいぜいご近所の住民トラブルに対処する日々・・・だったはずだが、ある日を境にその日常は一変。突如街に溢れ出したゾンビとの激闘に身を投じることになってしまう。
これまでにも、『ゴーストバスターズ』シリーズ、『ゾンビランド』シリーズなど、ホラー・コメディというジャンルで強い印象を残してきたマーレイ。本作では、署のリーダーとして2人の部下の先頭に立とうとするも、ゾンビの大量発生に戸惑いを隠せない、頼りになるのかならないのかわからないトボケたキャラクターを演じる。ジャームッシュ監督はほとんどの主要キャストをあて書きしているので、ビル本人の持ち味を存分に活かしたさすがのセリフ回しだ。
ビルは本作の出演の経緯について「脚本を受け取ったときは興奮した。すごく面白かったんだ。ジムがこういう形のコメディを書けるなんて知らなかった。すでに私が思う最高のゾンビ映画『ゾンビランド』に出演していたから、本作では私にほぼぴったりの役を当てられたような気がする。たぶん私はゾンビ・ホラーというジャンルの代名詞になるだろうね」 とインタビューで明かしている。
今回解禁された映像では、センターヴィル警察署での日常について「3人体制で同僚もいる、仕事もうまく分け合うよ」と働き方改革でも実践しているかのような飄々とした口ぶりで説明する一方、ゾンビ・アポカリプスにおいては、“世界を救う”という壮大な使命感を胸に抱き、ゾンビの頭めがけてショットガンをぶっ放す豪快な姿が映し出されている。
特別映像
映画『デッド・ドント・ダイ』は2020年6月5日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開!
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップ、セレーナ・ゴメス、 トム・ウェイツ
配給:ロングライド
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