全編を役者自身がスマートフォンでリモート撮影した新感覚ドラマ「Drama Stock」が配信開始された。
「Drama Stock」には、アミューズの若手役者である阿部純子、きづき、清田みくり、鈴木美羽、時任勇気、富田健太郎、中川可菜の7名が出演。すでに2作品が配信されており、6月7日にさらに1作品配信される予定。
第1作『大丈夫 WHEN LIFE HITS YOU HARD』は、役者・モデルでありながら映像クリエイター「ROBIN FURUYA」としても活躍している古屋呂敏が監督に挑戦。現代の若者の感情を映像で詩的に表現した作品となる。意外な一面をもつ古屋呂敏が切り取った俳優の表情に注目だ。
第2作『わたしとあなたの』は、配信だからできる「何度も見たくなるドラマ」を意識して制作され、TwitterなどのSNSで観やすいように2分20秒で編集された、前後編2話で完結するドラマ。脚本と監督を務めるのは、映像制作団体INDIEZとして活動中で、2017年度の第6回TBS連ドラ・シナリオ大賞入選の脚本家・森永直人、全国フジテレビ系2020年1月クール連続ドラマ月9『絶対零度~ 未然犯罪潜入捜査~』で地上波監督デビューした若手監督・木村真人(共同テレビ)。急展開のストーリーに驚愕必至だ。
そして6月7日(日)20時に配信予定の第3作『小さな話』は、自粛期間中、とある男性に起こる日常の悲しくも心温まるストーリーとなる。CM、Music Video、ファッション、映画、コメディードラマと幅広いジャンルで活躍する映像監督・宮部一通が手掛けた。
3作品のそれぞれのクリエイターをはじめ、企画の趣旨に賛同してくれる方々と共に無償で作り上げられた意欲作の「Drama stock」。それぞれに色が違った素敵な作品が出来上がったので、ぜひ「Drama stock」のYouTubeチャンネルをチェックしよう。
配信先: Drama stock YouTubeチャンネル、各アーティスト、監督のTwitter及びInstagram
『大丈夫 WHEN LIFE HITS YOU HARD』(配信中)
出演者:きづき、清田みくり、鈴木美羽、時任勇気、富田健太郎(50音順)
監督:ROBIN FURUYA
古屋呂敏(監督)コメント
今回新しいチャレンジとして全てリモートでショートフィルムを製作しました。こんな時だからこそ伝えたい言葉はなんだろう、そう想いながら作りました。このショートフィルムが1人でも誰かの心に寄り添う事ができたら嬉しいです。
清田みくり コメント
表現は無限だ。
そう感じさせていただける機会となりました。
友達と話せない。外に出られない。世界が沈んでいて、心がどんどん弱っていく状況の中ですが、私たちは作品を作って届けられる。それが人の心を生かすかもしれない。これ以上ない幸せだと感じました。
鈴木美羽 コメント
「できるかどうかではなく、どうしたらできるのか」監督がそんな前向きな種を植えてくださったので、どうにか花を咲かせようと自分なりに頑張りました。この時期だからこそ作られ、この時期にしかできない作品だと思うとポジティブな血が全身に巡ります!何かをするにもしないにも不安なこの時期、皆さんの心に少しでも光が灯りますように。
時任勇気 コメント
当たり前だった事が当たり前ではなくなった今、いろんな事に気付く瞬間が増えたと思います。
そんな状況が新しい可能性を生むかもしれない、そんな気持ちでリモートドラマの撮影に挑みました。リモート撮影ならではの苦労はありましたが、その中で楽しめたこと、学んだこと、感謝できたこと、きっと次につながると思います。作品を通して何か伝われば嬉しいです!
『わたしとあなたの』前篇・後篇(配信中)
出演:阿部純子、富田健太郎
協力:時任勇気
脚本:森永直人
編集:澤井祐美
監督:木村真人(共同テレビ)
阿部純子 コメント
チームで共に「作る」ということはやっぱり楽しいなと思いました!
自粛期間はひとりで過ごすことが多く、みんなで作るなんて…と、どこか夢のような話だと思っていました。
でも、リモート作品作りで繋がることができて、そしてこれから観ていただくみなさんと繋がっていくなんて、楽しいことばかりです。
富田健太郎 コメント
カメラの位置決めや芝居についての話し合い、そして撮影、全てをオンラインでするのはとても新鮮でした。
一見普通の男女の文通に感じますが、物語が進むと二つの軸で進む奇妙な世界観に気付いてもらえると思います。
そちらもぜひお楽しみ下さい!
『小さな話』(6月7日(日)20時より配信)
出演者:きづき、中川可菜 声:森下ひさえ
監督・脚本:宮部一通
監督補:田川咲貴子
制作:株式会社HIROBA
きづき コメント
オンラインでやりとりをしながらの撮影ということで、普段はやってもらっている、画角の調整や、光の調整を自分でしての撮影になりました。
出役としての目線だけじゃなく、実際に作品作りに携われたのが個人的にとても嬉しくて、難しさと、やりがいと、楽しさを感じていました。
作品を見ていただいて、なにか少しでも感じていただければ幸いです!
中川可菜 コメント
撮影は部屋で1人だけでしたが、スタッフさんとキャストのみなさんで画面越しにひとつになって作り上げていくチーム感があって、新鮮で楽しく撮影できました。
新型コロナウイルスの影響で会いたい人にも会えない、行きたいところにも行けない状況が続いることがこんなにも切なくて辛いということを、台本を読んだ時にさらに感じました。大切な人に会える時にたくさん会おうと改めて思いました。