異彩の現役医師が圧倒的リアリティで描く傑作ベストセラーを映画化した『仮面病棟』のブルーレイ&DVDに収録される映像特典「メイキング・オブ 仮面病棟」の一部が公開された。

鉄格子で閉ざされた元精神科病院。一日限りの当直を代わった医師・速水は目的の見えない事件に巻き込まれる。ピエロ面の凶悪犯が、負傷した美少女・瞳と立てこもり、身元不明の64名の入院患者と職員たちと共に監禁された。病院内で次々と遭遇する不可解な出来事―。そして発見された1人の遺体。犯人からも、得体の知れない病院からも逃げられない、ノンストップ脱出ミステリー。

本日6月3日よりデジタルセル先行配信が開始された本作。今回、ブルーレイ&DVDの「プレミアム・エディション」に収録される「メイキング・オブ 仮面病棟」から、メイキング&インタビュー映像の一部が公開された。また、本編冒頭10分映像が期間限定で公開された。

公開された映像では、クランクインから1週間経ち、病院内部で続く撮影に奮闘するキャストとスタッフの様子が映し出されている。撮影の間は病院の外には一歩も出ず、ひたすら撮影を行う過酷な現場だったようだ。

そんな中で、現場を盛り上げていたのが、映画単独初主演となる坂口健太郎。キャストやスタッフと積極的にコミュニケーションをとり、現場をリードする姿が窺える。インタビューの中で坂口は「みんなで(映画を)作りたいと思うので、僕はきついシーンとかで、もちろんピリっとする瞬間があるんですけど、穏やかにやっていたい。そうでないと瞬間的な力が出ない気がしていて。あとスタッフの方たちと話すのが根本的に好きなんですよね」と答えており、さらに自身は役の目線で台本を読み込むため、スタッフと話すことで新たな捉え方や発見があるという。スタッフに交じり、撮影準備を手伝う姿もあり、スタッフと交流することをとても楽しんでいる坂口の素顔が垣間見える。

そんな坂口について共演者の高嶋政伸は「坂口さんは自然だし、タフですよね。この物語の中で暗闇の中の一筋の光みたいなものを放っているような気がしますね」とその存在感の大きさに触れ、永野芽郁は「主演を坂口さんがやってくれなかったら、こんなにチームがまとまることもなかったんじゃないかっていうくらい、真ん中に立ってみんなをまとめてくれたので。大変な中でも笑ってくれていたことがすごくあって、いい現場だったなって思います」と振り返っている。

本編では、永野演じる瞳が坂口演じる速水の頬を叩くシーンがあるが、その撮影の裏側では「ちょっと今(たたく場所が)上だったから、もうちょっと下じゃない?」と坂口が熱心に永野に話かけ、2人で練習する姿も。「ここからバチン!ていける気がしないです・・」と永野が不安そうな表情をみせると、坂口が「振り切っちゃえばいいんじゃない?」と的確なアドバイス。いざ本番となると、永野はしっかりと瞳を演じて見せ、カットの声とともに「え、痛かった?」と心配してみせる。すると「うまいよ、めっちゃ、うまい。大丈夫、大丈夫。すごい今の!」と笑顔をみせて拍手する坂口。共演歴のある息ぴったりの二人の様子とともに、とても和やかな現場の雰囲気が伝わる貴重なメイキング映像となっていてる。

「メイキング・オブ 仮面病棟」の一部

本編冒頭10分映像

『仮面病棟』ブルーレイ プレミアム・エディション

映画『仮面病棟』ブルーレイ&DVDは2020年7月3日(金)発売!
■【初回仕様】ブルーレイ プレミアム・エディション 7,990円(税込)
■【初回仕様】DVD プレミアム・エディション 6,980円(税込)
■DVD 4,980円(税込)
※同日よりブルーレイ、DVDレンタル開始
※6月3日(水)よりデジタルセル先行配信開始
監督:木村ひさし
出演:坂口健太郎、永野芽郁、内田理央、江口のりこ、大谷亮平、高嶋政伸
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
©2020 映画「仮面病棟」製作委員会